
現在副業でライター業を営んでいるフリーライターの中には、本業に移行したいと考える人もいます。しかし、ライティング分野によっては本業で生計を立てるのは厳しいものもあります。
そこで、今回はライターを本業にするにあたり、おすすめのライティング分野やおすすめしないカテゴリーをご紹介します。
フリーライターが副業から本業へ移行を考えるときとは?

フリーライターを副業として営む人が本業への移行を考えるときは、どのような場面でしょうか。
また、逆に「長いこと副業でライターをやっているけど、どのようなタイミングで本業を検討しはじめればいいのか迷ってる」という人もいるでしょう。
ライター収入が本業を超えたとき
まず、多くのフリーライターが考えているのが、「ライターの収入が本業を超えたとき」となります。ただし、ほとんどのライターは、本業があるうちは副業の収入を劇的に増やすことはできません。
ライター業で収入を増やすためには、どうしても一定の記事数をこなさなければなりません。本業があるうちはライターに専念できる時間が大幅に削られるため、物理的な時間を確保することができず、いつまで経っても副業から本業へ移行ができない状態に陥ることが懸念されます。
取引先と高報酬の年間契約を交わしたときは絶好のタイミング
こちらは最も現実的なパターンと言えるかもしれません。副業でライター業をこなしていくと、企業から高報酬の長期契約を提示されることがあります。
ライターの場合は年間契約よりは3か月~6か月契約が多いのですが、一度契約すると、クライアント企業の事業方針が変わったり売上不振に陥らない限りは無条件更新となります。
大手の取引先と契約を交わすことができれば、1社のみで月の生計を立てられるくらいの売上となりますし、比較的割のいい仕事内容となるため、負担もそれほど大きくはありません。
いつまでも副業から本業のフリーライターに転身できない場合

フリーライターの中には「もう5年もライティングを続けているけど、一向に大手企業から話が来ない」、「いつも安い案件ばかりを請け負っている」という人も多くいます。
このように、いつまでも副業ライターから本業のフリーライターに転身できない場合、再考してほしいことが「ライティング分野(カテゴリー)を変えてみる」ことです。
本業フリーライターとしておすすめしないライティング分野とは?

副業ライターの多くは自分が趣味や仕事で理解の深い分野におけるライティング業務を請け負っていることでしょうが、本業としてその分野を書き続けることが成功への道とは限りません。
そこで、一般的に「このライティング分野では、安定した収入を得るのは難しい」というカテゴリーをご紹介します。
グルメライターは儲からないって本当?
雑誌やグルメサイトに掲載するお店紹介記事や料理紹介記事を書いて報酬を得るグルメライターですが、普段食べられないようなおいしい料理も食べつつ収入を得られるとあって、非常に人気の高いライティング分野となります。
しかし、グルメライターは自分自身が食べて写真を撮影しなければなりませんので、自分の居住地域の案件しか請け負えないだけではなく、報酬は料理代金は含まれているものの、店舗まで行く際にかかる往復の移動費用は自己負担となることがほとんどです。
ある程度ブログやYouTubeなどで知名度を上げているライターであれば、大手企業からアプローチもあることでしょうが、副業で月数軒の飲食店の記事を書いている程度では、なかなか芽が出ないのが現状と言えます。
特定ジャンルを持たないライターも本業で稼ぐのは厳しい理由
マッチングサイトの自己PR欄を確認してみると「どのジャンルでも書けます」、「あらゆる分野・カテゴリーの記事を請け負います」という副業ライターも多く見受けられます。確かに特定ジャンルを持たなければ、その分請け負える業務の幅を広げることができます。
しかし、専門記事を求めない企業がライターに支払う報酬というのは、やはりたかが知れています。また、多くの企業が記事を求めるのはSEO対策のためとなりますが、結果が伴わなければ容赦なく契約は打ち切りです。
その一方で、専門分野に特化したライターに依頼する記事は、SEO対策よりも情報の質を求めているため、納品する記事がクライアントの求めている水準に達していれば、そう簡単に契約を破棄されることはありません。
また、専門記事は報酬記事単価も高いので、3~5社ほどと取引することができれば、本業ライターとしてやっていくに十分な収入を見込むことができるはずです。
副業から本業のフリーライターとして転身しやすいライティング分野を解説!

副業ライターから本業のフリーライターに転身を考えた場合、どのようなライティング分野であれば、より仕事を請け負いやすく、また収入を安定化させることができるのでしょうか。
金融系ライターは報酬単価は高いがハードルも高い
WEBライターの中でも、法律系と並んで金融系の記事は比較的高い報酬でライティング業務を請け負うことができます。しかし、金融記事は極めて深い専門知識が求められ、法律も理解していなければなりません。
その業界に長年勤務経験があればいいのですが、そうではなく、デスクワークで調べた情報だけで専門記事を繕うには限界があります。
そのため、金融・保険の専門記事を書くことができるライターであれば、ライティング案件の受注も容易いため、副業から本業へ転身することはそう難しくはないはずです。
スキルなしでも副業から本業に!「旅行ライター」の特徴
一方で旅行ライターの特徴は、「旅行業界の勤務経験なしで本業に転身できる」こと。そして、「数あるライティング分野の中では、記事の報酬単価が比較的高い」ことが挙げられます。
特に2020年よりはじまった新型コロナの影響で、今後は窓口業務よりもネットにおけるツアー販売が重要視される傾向にあります。
どの旅行会社もネット集客に予算を注力し、これまで以上に高品質の記事を書くライターには待遇を手厚くしています。本業のフリーライターに転身を希望する人にとって、旅行ライターは追い風となっているのが現状と言えます。
旅行ライターを本業にするポイントとは

これまで旅行記事を副業で請け負っていたライターが本業として生計を立てることを考えた場合、「取材記事」を積極的に受注するのがポイントとなります。
博物館やホテル、レストランといった観光地に直接足を運んで撮影取材を行ったり、担当者にインタビューをして記事に起こす業務はいずれも報酬が高く、また仕事量も多いため、毎月安定した収入を得ることができます。
案件によってはアポイントを自分でとらなければなりませんが、すでにクライアント側で取材対象者とは関係ができているので、あくまでも打ち合わせをする日時の調整だけの業務となります。
本業フリーライターの転身は難しくない

これまで副業で請け負っていたライター業を本業にすること自体は実は難しくありません。一番気になる収入面に関しても、サラリーマンのときと同じくらいの勤務時間を執筆に当てることができれば、生活できる収入を得ることは比較的容易です。
フリーライターは個人事業主となるので、時間が自由になる反面、自分で積極的に案件を獲得していく姿勢と、収入を底上げするアイデアなどが求められることは覚えておくといいでしょう。