副業から本業におすすめのフリーライターのライティング分野

Webライターの稼げる分野・ジャンルを徹底解説

副業から本業におすすめのフリーライターのライティング分野

副業から本業に転身を検討しているWebライターに向けて、「稼げるライティング分野」を紹介します。「何を専門にすればいいか迷ってる」という人は是非ご覧ください。

Webライターはライティング分野によって単価が異なる?

Webライターはライティング分野によって単価が異なる?

副業としてWebライティングを請け負う際は、特に専門ジャンルにこだわらずに依頼された記事制作を黙々とこなす人がほとんどでしょう。しかし、Webライティングを本業にする人はある程度自分が得意とする専門分野を決めて、それに沿って案件の獲得に動くことが収入の安定化への近道です。

ライティング分野によって報酬単価が異なる理由

Webライティングの報酬は記事単価、あるいは文字単価で換算されますが、業界によって報酬の相場が変わるのはご存知でしょうか。報酬相場が高くなる条件は「高難易度の資格取得が業界で重宝される」か、「ネット集客後の顧客販売単価が高い」、「アフィリエイトやリファ報酬が高い」ことが挙げられます。

アフィリエイト&リファ報酬が高い=ライターへの報酬単価が高い業界

アフィリエイト&リファ報酬が高い=ライターへの報酬単価が高い業界

昔からアフィリエイトと言えばクレジットカード等金融商品が高額のため、Webライターに依頼する記事単価も他の業界と比べるとかなり高い印象です。競合サイトが多いため、1記事に費やす文字数も膨大になりがちで、文字単価2円×2万文字=4万円/記事といった報酬も珍しくありません。3日に1記事請負うだけで月間10記事=40万円の報酬となるので、Webライターとしては割のいい業界とみなすことができるでしょう。

また、近年は世間を賑わせている仮想通貨業界もまだまだ根強くライティング案件が残っています。特定の取引所への斡旋記事とリファをつける作業がメインとなります。アフィリエイトと性質が同じで、読者がリファを通じて取引所でアカウントを開設すると、サイト所有者に報酬が支払われるプログラムとなります。

「クレジットカード・保険・不動産」は稼げるライティング分野

「クレジットカード・保険・不動産」分野はアフィリエイト商品としてはもちろん、Webライティング分野としても高額です。保険や不動産分野は資格を持っていれば報酬面で優遇されますが、無資格でも依頼を請け負うことは可能です。最初のうちは情報調査に時間がかかり割に合わないと感じることもありますが、慣れてくると1万文字を超える大記事でもそれほど苦労せずに書くことができます。

何よりも同分野のWebサイトは膨大な量の記事が必要となるので、Webライターにとっても案件が尽きない魅力があります。

高単価が保障!要実務経験&有資格者優遇のライティング分野

高単価が保障!要実務経験&有資格者優遇のライティング分野

高額なWebライティングの案件を集中して獲得することを目指すのであれば、資格及び実務経験が必要な士業業界がおすすめです。具体的な業種では弁護士・司法書士・行政書士・税理士・社会保険労務士などでWebライティングの案件が多数あります。

弁護士といっても昨今は個人・法人事務所で飽和状態となり、各事務所はWebサイトによるネット集客に注力している様子がうかがえます。上記有資格者であれば、文字単価5~10円で案件を獲得できるので、Webライティングだけでも十分余裕のある生活をおくることができます。

一方で資格がなくとも「事務のパート勤務経験がある」、「法律系の記事を書いたことがある」といった経験者であれば、単価は安くなりますが、採用の際に優遇されることがあります。

近年のWebコンテンツは「監修」が非常に重要

そもそもWeb記事が求められる大きな理由は「SEO対策」となります。自社のサイトコンテンツがGoogleのキーワード検索で上位表示されることを目的とし、そのために大量のSEOコンテンツ(記事)を必要とします。

検索上位表示に必要な要素は時代と共に変わり、昨今は記事の信頼性(権威性)が重要なポイントとされています。そのため、自分が特定分野の有資格者や実務経験者・専門家を名乗ることができるのであれば、当該記事の「監修」を務めることができます。

企業によっては記事作成は不要で、監修だけの受注が可能なところもあります。記事内容の確認と記事末に自分のプロフィールを表示するだけで毎月固定報酬が発生するので、Webライターの業務の中ではかなり割の良い案件となります。

稼げるジャンル:旅行分野は現地撮影&取材込みだと高額化する

旅行記事は現地撮影&取材込みだと高額化する

Webライティングの分野で昔から根強い人気がある「旅行業界」。「旅行ライター・トラベルライター」と呼ばれる専門ライターの中には、国内外を旅行しながらWebライティングでお金を稼いでいる人もいます。

ただし、ネットの情報で書ける観光記事案件は、観光施設の営業情報の収集やGoogleマップの挿入など手間のかかる業務が含まれているにも関わらず、単価はそれほど高くありません。

一方で「現地撮影ができる」、「取材ができる」場合は一気に記事単価が上がるだけでなく、場合によっては移動費や宿泊費が経費で出ることもあります。

旅行記事における現地撮影・取材は主に「観光施設(博物館やエンタメ施設等)・レストラン・スパ・お土産店」等です。観光施設は場合によっては自治体に問い合わせることもありますし、商業施設は店舗オーナーに取材アポを取る必要があります。いずれも本業の片手間でやる副業ライターではできない案件となるので、旅行ライターであれば高単価で請け負うことができます。

人材紹介分野はインタビューができれば稼げるジャンル

稼げるジャンル:人材紹介分野はインタビューができれば稼げるジャンル

意外かもしれませんが人材紹介業界はWebライターにとって「稼げる分野・ジャンル」の1つとなります。人材関連の業界知識や勤務経験がなくともネットの情報収集で記事制作は請け負うことができますし、また、「インタビュー記事」を請け負うことで報酬単価はぐっと上がります。

数年前までは、インタビュー記事を書く場合は電話でアポを取り、直接相手企業に訪問しなければなりませんでしたが、コロナ以降はオンラインMTGツールで自宅でインタビューできるようになり、コスパが格段に良くなりました。

Webライターは要注意!稼げないライティング業務

Webライターは要注意!稼げないライティング業務

一方でWebライティングの中には「稼げない分野」と「おすすめしない業務」があります。手持ちの案件がなく、少しでも稼ぎたいのであれば仕方ありませんが、プロとして活動する本業ライターであれば、できる限り避けたい業務案件でもあります。

Webライターのテープ起こし・動画起こしは稼げない理由

Webライターの仕事の一つに「テープ起こし・動画起こし」があります。1本15分~30分程度の音声や動画を見て要点をまとめて記事に起こすのが業務となりますが、実はあまりおすすめできないライティング案件となります。

分野問わず幅広い業界で募集しているため、案件の獲得自体は容易ですが、実際にやってみると数十分の音声や動画を繰り返し確認しなければならないため、1本の記事制作に3~5時間程度要し、時間給・日給で計算すると、割に合わないと言えます。

主婦ジャンルのWeb記事は稼げない

料理記事や子育て、タウン情報、お出かけ、おすすめの日用品紹介といった主婦向けの記事は往々にして記事単価が安いです。これは募集対象を在宅ワークを探している主婦に絞っているため、通常の本業ライターはターゲットにしていない節があります。文字単価0.5円や1円未満の案件が多々あるので、こちらに手を付けるのであれば、自身が運営しているブログやSNSの更新頻度を増やす方がおすすめです。

まとめ:これからWebライターを目指す人は専門分野・ジャンルを複数に絞る

まとめ:これからWebライターを目指す人は専門分野・ジャンルを複数に絞る

今回はWebライターにとって稼げる分野・ジャンルを紹介しました。これからWebライターを目指す人は、手当たり次第案件を受注するのではなく、自分の得意分野と報酬単価の平均相場を確認し、専門として請け負うジャンルを複数決めるのがおすすめです。

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