副業でウェブライター。初心者が最初にやるべきことと仕事を安定させるポイント

副業でウェブライター。初心者が最初にやるべきことと仕事を安定させるポイント

副業でウェブライター。初心者が最初にやるべきことと仕事を安定させるポイント

新型コロナも大分落ち着いてきたものの、渦中に始めた副業を今後も続ける人は実は5割以上に上ります。今から副業をはじめても遅くはありません。

今回はいまからウェブライターとして副業をはじめる初心者が、最初に手を付けることや副業として成功するポイントをご紹介します。

社会人の4割がコロナ禍で副業を始めた

社会人の4割がコロナ禍で副業を始めた

2020年より世界で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で収入が減少し、副業をはじめたと答えた社会人は、某アンケート(就職情報サイト調査)では4割を超えました。

2022年に入ると大分コロナも落ち着き、経済も順調に回復していく様子がうかがえますが、依然として副業をしている5割以上の人は、「コロナ後も副業は続ける」と回答していることがわかりました。

また、いままでは副業を禁止していた会社の多くが、ある程度の副収入を許容するようになり、良くも悪くもコロナを起因に、働き方や収入の獲得方法が大きく変わったことを示唆しています。

在宅でできる副業ランキングで常に上位の「ウェブライター」

在宅でできる副業ランキングで常に上位の「ウェブライター」

在宅でできる副業まとめサイトやランキングサイトを確認すると、常に上位に位置する職種の1つが「ウェブライター」です。ホームページ制作やデザイン制作のように特別なスキルは必要なく、日本語の文章をネイティブで書ける人であれば誰でも請け負うことが可能です。

一方で、新型コロナがはじまった当初に人気だった「せどり」は、日本のコロナによる規制緩和とともに徐々に陰りが見えてきた様子。もともとせどりはある程度の初期投資費用が必要であったのと、在庫を抱えるリスクが生じるため、副業初心者には敷居の高い職種でした。

ウェブライターは初期費用はかかりませんし、パソコン1台あれば自宅でもカフェでも外国でもどこでも仕事ができるのが人気のポイントとなっています。

副業でウェブライターを開始。初心者がまず最初にやるべきこと

副業でウェブライターを開始。初心者がまず最初にやるべきこと

コロナは落ち着いてきたものの、将来を考えて副業による第2の収入源を確保する人は非常に多くいます。そこで、副業で初めてウェブライターを始める初心者が、まず最初に手を付けるべきことをご紹介します。

ウェブライティングを専門とする業種・業界を決める

初心者のウェブライターは、まずは自分の専門となる分野やジャンルを決めるのがいいでしょう。自分が得意なもの、知識が明るい分野、興味のあることなどを考えて、長く続けられそう・より深く掘り下げることができるジャンルを選ぶのがおすすめです。

ウェブライターは1つの業種・業界の記事だけを書くだけではななかなか生計を立てるのは難しいですが、それでも専門カテゴリを持つことができれば、記事単価を上げる交渉の材料となります。

ウェブライターは誰もが気軽に始められる一方で競争も激しいため、まずは自分が「この分野なら差別化を図ることができる」という専門ジャンルを決めるべきといえます。

初心者のウェブライターが副業で成功する最大のポイント

初心者のウェブライターが副業で成功する最大のポイント

初心者のウェブライターが陥りやすい失敗例としては下記が挙げられます。

初心者ライターのよくある失敗例
1.とりあえず「フリーライター」の肩書をもって安い案件を受注
2.「まずは実績作り」と自分に言い聞かせて多ジャンルのライティングを受注
3.1文字2円以上の記事を受注できず、毎月1文字1円以下の執筆で手一杯に陥る
4.業界PRができないため、ポートフォリオで自己PRができない
5.文章の質やSEOの知識などを依頼主から問われ、毎回1~2か月で契約解除される
6.クラウドソーシングで高い手数料(20~25%)を払って安い案件を受注し続ける
7.どんなに頑張っても1か月1~3万円程度しか稼ぐことができなく、結果として挫折する

初心者のウェブライターの多くは上記6~7で躓いている様子がうかがえます。クラウドソーシングで安い案件をひたすら受注してしまうと、返って自分の首を絞めることになりかねないため、どうにかして上記4~5を改善することで、高単価の報酬を毎月安定して受注できるようにしたいところです。

1.初心者のウェブライターは「文章力を上げること」が副業成功のポイント

まず、文章を書きなれていない初心者のウェブライターは、「文章力を上げる」ことを考えてみてください。文章力とは日本語の文法と国語表現を用いた国語的文章力を指します。一長一短で鍛えられるものではありませんが、ライター養成講座のようなスクールに通った場合も、必ず文章力の向上が求められます。

ただし、文章力を上げるといっても、新聞編集者やジャーナリストのように難しい言葉を並べる必要はなく、「誰が読んでも理解できる文章」と「正確な文法を書く」ことができれば、ウェブライターとしては問題ありません。

ただし、文法は独学で学んでも実際の記事に応用するのは非常に難しいため、問題を出し合えたり、自分の書いた記事を正しく校正してくれる友人や家族がいない場合は、一度セミナーやスクールを受講するのも有益です。

2.初心者ウェブライターは「1日の執筆数」と副業の「月の収入目標」を決める

初心者のウェブライターは、自身が1日にどの程度の文字量を書くことができるのか、いまいちピンときていない人が多い様子です。ウェブ記事の場合は1本3000~5000文字、多くて1万文字が主流となるので、しっかりとした収入を求める場合は、最低でも1日6000~1万文字を書く力量がなければいけません。

言い換えれば、1日1万文字書くことができれば、5000文字の記事を1日1~2本受注することができます。記事単価が1文字1円であっても、平日毎日書くことができれば、1か月に得られる副業の収入は10万円。1文字2円の記事を受注できれば20万円を稼ぐことができると計算することができます。

初心者ウェブライターは「収入の増やし方」を再度検討する

初心者ウェブライターは「収入の増やし方」を再度検討する

初心者のウェブライターの中には、「情報量を盛り込んだ質の高い記事」を書けば、単価が上がると思い込んでいる人もいるかもしれません。もちろん高品質な記事は単価を上げる材料になりますし、企業担当者が満足してくれるのであれば、来月以降も安定した受注を見込むことができます。

しかし、質の高い文章を書くだけで、いままで月の副業の収入が10万円だったものが、突然15万円や20万円に上がることは残念ながらありません。

そのため、いまの副業の収入に満足していないウェブライターは、記事の質ではなく、案件の受注方法を考え直してみてください。

取材を伴う記事作成依頼を受注する

ウェブライターのほとんどは、記事を作成する際の情報源はインターネットに頼り、写真は商用利用可能の無料素材サイトからダウンロードします。そのため、良くも悪くも「誰でも書ける記事」となり、競合他社と情報の質における差別化ができません。

一方で取材を伴う記事作成ができれば、「サイトを訪れて閲覧する価値のある」オリジナルの記事を作ることができます。そのため、初心者のウェブライターであっても、通常の2~3倍の高単価の報酬で受注することができます。

ただし、初心者のウェブライターが請け負うことができる取材案件の多くは、取材費込みの報酬であることが多く、移動費やインタビュー対象者への謝礼、遠方の際の宿泊費を含めると当然マイナスになってしまいます。その場合はzoomのようなオンライン会議システムで取材をすることにより、ほとんどの問題が解決できます。

初心者のウェブライターはぜひ!副業から本業へ「トラベルライター」

初心者のウェブライターの中で「どんな専門ライターになればいいか迷っている」という人がいれば、「トラベルライター」を目指してみるのはいかがでしょうか。コロナを契機にトラベルライターを卒業してしまったプロも多く、また海外在住者の多くが日本に帰国してしまったため、需要に供給が追い付いていない様子が見受けられます。

デスクワークでも全国各地の観光情報記事は書くことができますし、取材案件を伴う場合は、高単価の報酬が用意されます。旅をしながら収入を得るという新しいライフスタイル・ワークスタイルとして副業から開始し、軌道に乗れば本業としてやっていくことも視野に入れることができるでしょう。

初心者のウェブライターが副業で稼ぐ最大のコツとは

初心者のウェブライターが副業で稼ぐ最大のコツとは

今回は初心者のウェブライターに向けて、収入の上げ方や毎月受注するコツをご紹介しました。初心者のウェブライターが副業として毎月しっかりと稼ぐポイントは、「依頼主を満足させるだけの記事の質の向上」であり、根本的な収入の増やし方は、「取材案件を受けるなど、案件受注の方法を見直す」こととなります。

ウェブライターは成功すれば副業を本業にできるほどの収入を確保することもできるので、今一度日々の仕事内容を振り返ってみてはいかがでしょうか。

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