コロナ禍で仕事が減っている中、トラベルライターも同様にいつ仕事がなくなるか保証はない昨今。そんな中で、テレワークなどを活用したIT業界での需要は増加傾向にあります。
そこで今回は将来のことも考え、トラベルライターとしての経験を活かしやすい仕事や副業におすすめの業界、副業の探し方などを紹介します(ライター:きたがわ)。
自身のPR活動をいかせる!企業のPR・広報・営業へ
まず最初にトラベルライターのスキルを活かしやすいのが企業のPR・広報担当。これは特にフリーランスとして活躍してきたトラベルライターならば仕事を獲得するために、必ず自分を売り込む必要があると思います。
例えば自身のブログやSNSページで有名になるための施策を打ったり、自分自身や記事をPRしたり。この経験はそのまま、企業の商品やサービスをよく見せるための広報活動に活かすことができるというワケです。
さらに歴史のある企業であれば、SNSやWebについて熟知した人材がまだまだ足りていないというのもよく耳にします。なのでトラベルライターとしてwebマーケティングの知識・経験があれば、さらに企業のPR・広報担当として活躍できます。
また、トラベルライターの気質として「豊かなコミュニケーション能力」があります。これはどんな国・場所に行ったとしても、コミュニケーションを円滑に取り、求めている情報や新しいことを探し出してくるトラベルライターならではの能力。
これを「営業」として活かすべきです。実際に私も編集者として働いていた頃は、他企業の営業職へ誘われることがありました。これは編集者も同様に高いコミュニケーションスキルを求められていたので、営業職へ行ってもさらに活用できるとのこと。
世界各国を周り、ピンチもチャンスに変えてきたトラベルライターなら、営業職でも活躍できること間違いなしです。
✈️POINT📝
☑︎歴史ある企業の広報・PR・マーケティングが狙い目!
☑︎世界各国で身につけた高いコミュニケーション能力は、営業職で活かせる。
チャンスは今の仕事にあり!親しい「クライアント」に相談してみる
次にトラベルライターが就職先・副業を探しているとき。転職サイトもいいですが、特におすすめなのが身近な「クライアント」に相談することです。
今まで担当した先の広報担当者でもいいですし、編集者でもいいです。とにかく「転職しようと思っている」「仕事を変えようかと思っている」と相談してみてください。
タイミングよくポストが空いていれば、通常採用よりも遥かに簡単に(ダイレクトに)採用担当と話をすることができます。しかもすでにあなたの実力を知っているクライアントであれば、後押ししてくれること間違いなしです。
さらに忙しいメディア業界は教える無駄を省ける「経験者」をすぐに採用したいと考えているので、意外とすんなり入れることも多々あります。仲の良い編集者がいるのであれば相談しない手はありません!
私が出版社で働いていた頃、元同僚は出版社で大手クライアントの営業担当でした。そして転職を考ていた際に、とてもお世話になっていたクライアントからヘットハンティング。
そのまま大手の広報担当になり、今はさらにいい待遇で働いています。というように、すでにいい信頼関係にあるクライアントからヘッドハンティングされるケースもあります。
なのでもし転職や仕事を増やす場合はまず親しいクライアントに相談し、窓口獲得のチャンスを広げてみてください。
✈️POINT📝
☑︎チャンスは身近にあり!担当編集者へ聞いてみよう
☑︎信頼関係のあるクライアントが力になってくれる
今からでも間に合う!webデザインを学ぶ
トラベルライターの仕事は主に取材・ライティングの仕事ですが、web業界で仕事を増やしていくには基本的な「webデザイン」のスキルもあると、さらに仕事を勝ち取ることができます。
しかも、めちゃくちゃオシャレなデザインを作るのではなく、webサイトを一通り作れればOKです。なぜならwebデザイナーはデザインすることだけが仕事ではなく、HPやロゴを作ったり、写真を綺麗にしたりと細かい作業がたくさんあります。
例えばPhotoshopを使えるだけでHPに掲載するようの写真を綺麗にすることができたり、HTMLの知識があればメールマガジンを作れたり。少しの知識で十分に活躍することができるのです。
さらに今は高い費用を払ってデザイン学校に行かなくても、リーズナブルなweb講座や教科書を使って独学である程度知識をつけることができます。なので今、トラベルライターとして活躍しながらも、空き時間にwebデザインの簡単な知識を学んでおくことをおすすめします!
✈️POINT📝
☑︎お金をかけずに隙間時間でwebデザインの基礎は学べる
まとめ
コロナ禍によって仕事や生活環境が変わった人はたくさんいます。トラベルライターの仕事は安定している職業とはいえませんが、ここが踏ん張りどころです。旅を自由にできる日はまた必ずやってくるという強い志を保ちつつ、収入を効率よく得られるように施策・努力を続けていきましょう!