フリーライターにおすすめのパソコンの選び方
フリーライターにおすすめのパソコンの選び方

フリーライターとして活動するに当たり、パソコンは何よりも大切な商売道具となります。しかし、パソコンは安いものではありませんので、買った後に後悔はしたくありませんよね。そこで、今回はキャリア10年以上のフリーライターが、パソコンのおすすめの選び方をご紹介します。

フリーライターは最低でも2台のパソコンが必要

フリーライターは最低でも2台のパソコンが必要

フリーライターを本業にするのであれば、パソコンは最低でも2台はほしいところです。1台はデスクトップパソコン、もう1台はノートパソコンを用意するといいでしょう。

フリーライターといっても執筆するだけが仕事ではなく、写真を加工するためにフォトショップを使用したり、動画を編集することもありますし、パワーポイントで提案書を作る必要性も出てくるでしょう。

そういったパソコンの処理に負荷がかかるソフトを使う場合は、ノートパソコンよりもデスクトップの方が扱いやすいです。ノートパソコンで記事を書きながら画像を編集したり、ブラウザをたくさん開いていると、突然フリーズしてパソコンが落ちてしまうことも。

いままで書いた記事がなくなって、はじめから書き直さなければならなくなった……なんて経験も1度や2度はすることでしょう。

フリーライターの買うパソコンの値段の相場はどのくらい

フリーライターの買うパソコンの値段の相場はどのくらい

フリーライターが買うべきパソコンは、通常の安いパソコンよりもワンランク上の性能を持ったものがおすすめです。20万や30万円するマックブックのパソコンは必要ありませんし、グラボが入っているゲーミングパソコンも要りません。

パソコン性能から見る平均価格はおよそ10~15万円といったところ。フォトショップなどを使わないで、インターネットと執筆に必要ソフトのみを利用するノートパソコンであれば、10万円以下でも十分長く使うことができます。

フリーライターのパソコンに必要な性能とスペック

フリーライターのパソコンに必要な性能とスペック

一度パソコンを購入したら、次の買い替えまで、およそ5~8年ほど使い倒します。場合によっては10年以上使うこともできるでしょう。だからこそ、最初にパソコンを購入する際は、性能とスペックを確認することが非常に大切。決して家電量販店のスタッフの言いなりにならないようにしてください。

フリーライターのノートパソコンのポート&スロット事情

昨今のノートパソコンはスリム化が進んできており、周辺機器を接続するポートやスロットのないものまで流通するようになりました。確かに見た目は非常にお洒落ですし、写真やデータはすべてBluetoothで送信することができるので、極限までコードレス化されている魅力があります。

しかし、フリーライターにはあまりおすすめすることはできません。一眼レフで撮影する画像や動画は非常に重いので、Bluetoothでは非常に時間がかかりますし、途中で切断されて一からやり直し、なんてこともあります。

また、取材先の顧客から写真データをUSBで受け取ることもあるので、その際にすぐに確認できるよう、最低でも1つはUSBポートは必要となります。また、デジカメで撮った写真をすぐに転送するためにも、SDカードのスロットもあると重宝します。

フリーライターの持つパソコンのプロセッサー

上述したように、フリーライターでも画像や動画編集をする必要は将来必ず出てくるので、プロセッサーは最低でもCorei5もしくはそれ相当のスペックを選びましょう。画像加工を頻繁に行うデスクトップであれば、さらにその上のCorei7が理想でもあります。

その他、メモリーは8G以上、ストレージは256GB以上がおすすめとなります。容量は500GB以上あってもいいくらいでしょう。基本的に写真などあらゆるデータはGoogledriveやドロップボックスといったクラウドに保存するのが鉄則ですが、使いたい写真をすぐに取り出すために、オフラインにも写真データは置いておくべきですので、256GBだと将来的に物足りなく感じる可能性も否めません。

フリーライターのパソコンで日本製がおすすめではない理由

フリーライターのパソコンで日本製がおすすめではない理由

日本の家電量販店に行けば、富士通や東芝、パナソニックなど日本メーカーのパソコンがやたらと目立ちますね。当然といえば当然ですが、ことフリーライターに関しては、実は日本製よりも外国メーカーのパソコンがおすすめとなります。

フリーライターになったからには、いずれ海外に出張して現地取材をすることもあるでしょう。また、昨今流行りのノマド、トラベルライターなど、海外を旅行しながら記事を書いて生計を立てることだってできるようになります。

しかし、海外にはパソコン修理を請け負う日本メーカーの直営店や支店が非常に少ないため、故障したり、バッテリーやキーボードを交換したい場合は、代替えを探すのが非常に困難となります。一方で日本でも販売している外国メーカーは、世界のどこの国でも支店があるので、万が一のときに非常に助かります。

フリーライターにおすすめのパソコンメーカーを紹介

フリーライターにおすすめのパソコンメーカーを紹介

家電量販店で買えるパソコンは、いずれも世界に展開している有名メーカーとなるので、メーカー間でそれほどのスペックの違いはありません。しかし、実際にさまざまなメーカーのパソコンを使っていると、どうしてもメーカーの良し悪しがあるように思えます。そこで、ここではフリーライターにおすすめしたいパソコンメーカーと特徴をご紹介します。

価格、スペック共にバランスが取れている「ASUS」

ASUS(エイスース)は台湾に本社を置き、筆者がこれまで使ってきたパソコンの中で、価格とスペックのバランスが最もとれている、コスパが大変優れているメーカーといった印象です。

デスクトップは正直あまり期待はできなく、DELやHPの二番煎じといった印象を拭えませんが、ノートパソコンは非常に優秀です。また、タッチパッドの感度・反応も申し分ありませんし、予算に応じてさまざまな種類が用意されています。

サブパソコンとしては優秀「Acer」

Acer(エイサー)と言えば、何よりも「安い」印象が強いメーカーかもしれませんが、昨今は高価格帯の高級ノートパソコンも増えてきましたし、安価なパソコンでも耐久性が高く、1年や2年で壊れる代物では到底ありません。

ただし、メイン機として使う場合は少々スペックが物足りなく、かといって高価格帯のシリーズに手を出すのであれば、ASUSなど他のメーカーの方がパフォーマンスは高いかもしれません。とはいっても、筆者はラフな使い方をする山岳地帯や、治安の悪いエリアへ行くときは、サブ機としてAcerを持ち歩いています。

国内使用であれば「DELL」もおすすめ

日本人の間でも根強く人気を誇るDELLは、フリーライター向けのパソコンでもあります。価格も安く、15インチのInspironは高い支持があります。その一方で、口コミなどを見ても分かるように「当たり外れ」があります。

もちろんどのメーカーであっても不良品は一定確率で発生するものですが、DELLの場合はその確率が他メーカーよりも若干高い気がします。ただし、国内サポートはしっかりとしているので、国内で購入・使用するのであれば、十分長く使える代物となります。

ノートパソコンはできるだけ耐久性を重視して

ノートパソコンはできるだけ耐久性を重視して

今回はフリーライターが持つべきパソコンの選び方をご紹介しました。フリーライターになると、ノートパソコンをバッグに入れて、登山をしたり、海辺を歩いたり、飛行機を乗り継いだりすることも多々あるので、できるだけ耐久性が高いパソコンがおすすめです。

しかし、それ以外では上記で挙げたスペックを満たしていれば、あまり長い時間をかけて選ぶ必要もありません。あとは見た目や予算感で選択するといいでしょう。

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