海外在住/国内フリーライターの始め方と稼げるまでのステップ

フリーライターの始め方と稼げるまでのステップ

海外在住/国内フリーライターの始め方と稼げるまでのステップ

これからフリーライターを目指す人に向けて、最初の始め方と稼げるまでの準備・やるべきことを紹介します。ネットの情報を頼りに調べても、「何から手を付けていいか分からない」、「具体的にどんな準備をして、何が必要かが分からない」といった人は是非ご覧ください。海外在住ライターになるための日本の手続きも解説します。

フリーライターの始め方。準備すべき必要なもの

フリーライターの始め方。準備すべき必要なもの

フリーライターを志望する人の中には「実際に何から始めていいか分からない」という人は多いようです。特にこれまで会社員だった人は、フリーランスや個人事業主としてゼロからビジネスをはじめることに慣れていません。

よく言われるのは「フリーランスは“名刺”を最初に作る」というものです。確かにその通りではありますが、以下ではもう少し具体的にフリーランスの始め方、及び準備すべきものを解説します。

1.名刺の作り方とポイント

会社員はたとえ名刺がなくとも、自分が所属している「企業」というバックグラウンドがありますが、フリーランスは個人事業となるので、ビジネスをする上で自分を信頼してもらうために「名刺」は必須のツールとなります。

これからフリーライターを目指す人は「グルメライターになりたい」、「旅行ライターを志望している」、「あらゆる分野を執筆するWebライターがいい」などそれぞれの思惑があることでしょう。

しかし、名刺に載せる肩書は、「フリーライター」や「記者」などがあらゆる企業に対応できておすすめです。また、海外在住ライターを目指す人はすべて英語で表記するようにしてください。

2.フリーライターを始める前に準備するべきものを確認

フリーライターを始める前に準備するべきものは名刺だけではなく、最低以下を準備しなければ務まりません。

  1. ミラーレスor一眼レフカメラ
    昨今はミラーレスの性能が向上しているため、たとえ雑誌に載せる写真であっても対応できます。Web記事のみであればスマホのカメラでもいいですが、デジカメと比較すると解像度が劣るため、競合ライターと差別化を図る点においては最低でも1台はデジカメを持っておきたいところです。ちなみにミラーレス及び一眼レフを扱う際は、標準レンズのほか「広角」と「マクロ」レンズは必須です。
  2. パソコン×2台
    取材等活動的なフリーライターの多くは最低でも2台のパソコンを使い分けています。1台は取材に持っていく外出用のノートパソコンで、こちらは低スペックでも問題ありません。かなりラフに使うため、できるだけ安いものを調達するといいでしょう。
    もう1台はPhotoshopや簡単な動画編集ができるスペックのパソコンが必要となります。長時間の作業でも苦にならないようにデスクトップを選ぶのもおすすめです。
  3. ポートフォリオ(実績)
    ポートフォリオにはこれまでの実績を概略と併せて記述してください。形式は問いませんが、顧客に提出する際はPDFが望ましいです。また。自身のブログサイトにもポートフォリオのページを作っておくことで、顧客からの問い合わせが期待できます。クラウドソーシングサイトのようなマッチングサイトを利用する際は、正式契約の前はファイルの添付ができないことも多いため、その時はURLを伝えることで自身を売り込むことができます。

海外在住フリーライターの始め方と最初にやるべきこと

海外在住フリーライターの始め方と最初にやるべきこと

海外と日本を往復しながら自由気ままにライターとして生計を立てる「ノマドライター」も昨今は知名度を上げています。海外のお洒落カフェやホテルのプールサイドでパソコンを打つ日々を夢見ている人も多いことでしょう。

そんな海外在住フリーライターを目指すのであれば、以下のステップを参考に始めてみてはいかがでしょうか。

1.海外移住するために日本国内の手続き

海外に半年以上住み続けることが想定される場合は、原則「海外転出届」を自治体に提出する必要がありますが、同手続きをすると住民票を抜けるため、各種税金の支払い義務がなくなる一方で国民健康保険と年金も脱退することになります。年金は任意加入できますが、国民健康保険への加入は不可能となるため、日本との往復の生活を考えている人は住民票は残したまま(=海外転出届を出さない)がおすすめです。

海外に長期にかけて移住を検討している人は、前年の税金支払いを済ませなければならないので、日本国内居住の家族や知人の住所に請求書を送ってもらうように手続きする必要があります。

2.海外生活開始。ビザの取得は日本では必要ない

海外生活・移住と聞くと、日本で複雑な手続きが必要と考える人も多いですが、実は上記手続きのみで海外移住を果たすことができます。また、海外移住にあたり「ビザ」は必ず考えなければならない深刻な問題ですが、これはあくまでも「中長期で滞在を続けるための手続き」であり、入国時点では不要です。日本は世界中の国々と友好関係を結んでいるため、ほとんどの国で観光目的に限り数週間のビザ免除が適用されます。

まずは観光で入国し、その後大使館・領事館に足を運び、ビザを取得するのが最短かつ確実です。ビザの取得方法が分からない人は、現地でサービスを提供しているビザ取得代行会社を利用するのも良いでしょう。

フリーライターの稼ぎ方:最初はビジネスマッチングサイトの利用がおすすめ

フリーライターの稼ぎ方:最初はビジネスマッチングサイトの利用がおすすめ

名刺やパソコンを準備しても、案件がなければ生計は立てられませんし、プロのフリーライターとは言えません。ただし、実績がないうちは企業からの問い合わせも期待できないため、ビジネスマッチングサイトを利用して引き合いを作るのがおすすめです。

ビジネスマッチングサイトはクラウドソーシングサイトとも呼ばれ、「クラウドワークス」や「ランサーズ」、「ココナラ」などが挙げられますが、最初のうちはすべてにアカウントを作成して自分への問い合わせ窓口を増やすのが良いでしょう。

ビジネスマッチングサイトを使う2つの注意点

昨今は多くの企業がSEO対策にWeb記事を求めています。記事単価を選ばなければ、ビジネスマッチングサイトを活用することで驚くほど簡単に案件を獲得できるでしょう。

しかし、ビジネスマッチングを運用するにあたっては「長期的に使わない」、「運用目的を決める」ことが大切です。

ビジネスマッチングサイトだけで生計を立てるのは難しい

ビジネスマッチングサイトでWebライターを探す企業の多くは、少しでも安くライターを雇いたいと考えているため、記事単価・文字単価は相場よりも大分低い印象です。

さらに報酬額の10~20%を運営元に支払うため、長期的に生計を立てるのは想像以上に困難です。案件がない最初のうちは同サイトの活用がおすすめできるものの、徐々にマッチングサイトで受注する案件割合は減らしていくようにするのがリスクヘッジとなります。

ビジネスマッチングサイトの運用目的を明確にした上で案件を受注する

ビジネスマッチングサイトを利用する際は、収入の軸にするのではなく、「ポートフォリオの実績欄を埋めるため」、「これまで執筆したことがないジャンルの記事作成を請け負うため」など活用する目的を明確にした上で案件を受注することで依存度を下げることができます。

最終的にはオウンドメディアで案件受注がゴール

最終的にはオウンドメディアで案件受注がゴール

ビジネスマッチングサイトで案件を受注し実績を積み上げている傍ら、自分のサイトとなるオウンドメディアを育てることも忘れてはなりません。

ブログサイトとSNS(FacebookやInstagram)を運営して、いずれは仲介なしに企業から直接依頼を受けられる環境がプロのフリーライターには必須となります。ただし、ブログやSNSを通じて企業からアプローチが来るまでには数年単位で時間がかかります。そのため、当面の間はビジネスマッチングサイトと併用することで生計を立てるのが理想です。

まとめ:フリーライターの始め方は簡単。将来を考えて毎月の行動計画を立てる

まとめ:フリーライターの始め方は簡単。将来を考えて毎月の行動計画を立てる

今回はフリーライターの始め方をステップごとに解説しました。収入が不安定なうちは毎月の案件獲得で精一杯の月が続きますが、生活の安定後はできるだけ早くオウンドメディアを作り、将来に向けて記事を更新していくようにしましょう。

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