今、文章力がなくてもOK!トラベルライターとして文章力を上げるコツとは?

今、文章力がなくてもOK!トラベルライターとして文章力を上げるコツとは?

トラベルライターとして文章力を上げるコツ

「今までちゃんとした文章を書いたことがない」「個人旅行をブログで書いてきたけど、トラベルライターになれる?」という、初心者の方へ。大丈夫です!

今の世の中、プロじゃなくてもブログやSNSで書いた文章を気軽に発信できる時代。しっかりと経験を積み、ちょっとしたコツを取り入れれば、誰でも文章スキルを上げていくことができます。

本記事ではライター初心者に向けた文章スキルの磨き方と、仕事の効率をあげるコツを伝授します(ライター:きたがわ)。

いい文章力とは「誰が読んでもわかる文章」

いい文章力とは「誰が読んでもわかる文章」

プロとして求められる文章には、たくさん種類があります。例えばブログやSNSは自分の意見、感想をその人らしさを出しながら書きます。反対に新聞やニュースなど、事実を客観的に伝えることを最優先する文章もあります。

これらは一見全く違うスキルが必要そうに思えますが、両方に共通することは「誰が読んでも理解できる」かどうか!簡単にいうと、おじいちゃんや幼稚園児がみても理解できるようであれば「わかりやすい文章」となります。

「わかりやすい文章」とは、シンプルに仕上げることであり、これが思っている以上にスキルが必要となります。実際に私も雑誌編集者の駆け出し一年目で、泣きながら雑誌のインフォメーションを何度も書いて練習しました…(辛かった…)。

さらにこの基礎ができていないと、プロとして文章を書き続けることは難しくなります。インタビュー記事や長い文章など、さらにスキルを必要とする複雑な記事を書く場合でもこの基礎は必要になります。

さて、「わかりやすい文章」を書く練習として、最初は新聞の短いコラムやインフォメーションをみて勉強してみましょう。新聞はどんな年齢でも理解できる文章の一番のお手本です。

特に短いニュースのコラムはたくさんある事実を凝縮し、とてもわかりやすく表現されています。どのようにわかりやすく説明しているのか、接続詞の使い方、ひらがな・カタカナの頻度など学べることはたくさんあります。

そして次に、何か好きなニュースを選んだら、それを自分の言葉で短くまとめてみましょう。さらに、書いた文章は友人や子供など、第三者に読んでもらうことをおすすめします。

なるべくお世辞抜きではっきり意見を言ってくれる人を選ぶと、上達への近見になりますよ。

✈️POINT📝

☑︎子供など第三者でも理解できるか必ず確認しよう
☑︎先生は新聞!まずは短い文章からスタート!

ボキャブラリー足りてる?いい言葉集を作る

ボキャブラリー足りてる?いい言葉集を作る

わかりやすい文章が書けるようになったところで、ある程度の簡単なSNS記事や文章を書くことができます。さらにもう一段階、簡単にレベルアップしたい時にはボキャブラリー(語彙)をできるかぎり増やすことを意識してみてください。

そして文章内でなるべく同じ言い回しは2回以上使わないというルールを定めることをおすすめします。

なぜならば、読み手(読者)が文章を読んでいるときに同じ単語や言い方を見つけると「また同じことを言っている?」「何だか飽きてきた…」となるケースが多いからです。

例えば「ハワイ」という言葉を何回も使うのではなく「南の国」「トロピカルな島」という表現に変えるだけでも、文章のクオリティは上がります。

本当に些細なことでいいので、見直すときに「同じワードが何回も出てきていないか」とチェックしてみてください。必ず効果は上がります!

さらにおすすめなのが「言葉集」を自分で作っておくことです。例えばトラベルライターであれば旅に関する記事を書くことが多くなります。

そこで旅雑誌・本を読んで、「素敵な文章〜」「この言い回し、使えそう」と自分が好きだと思った文章や単語を書き留めておきます。そうすると後で自分が文章を書く際の“味付け“になるのです。

頭の中に素敵な文章を書けるボキャブラリーが入っている、生み出せると思ったら大間違いです。いかに上手な言い回しを見つけて「アレンジ」することが、文章を磨く最大の近道と言えます。

実際に私自身も、この言葉拾いをいまだに続けています。ボキャブラリーが満タンになることはありません。日々、勉強し続けることがいいライターの大事なポイントです。

✈️POINT📝

☑︎同じワードが何回も出てきていないか、再度チェック。
☑︎好きな雑誌・本から「アイディア」を見つけよう!

早く仕事を終えて、旅を思い切り楽しむために。

早く仕事を終えて、旅を思い切り楽しむために。

トラベルライターの醍醐味は何でしょうか?私は旅を思い切り楽しむことだと思います(皆さんもそう思いますよね?)。どんな仕事もそうですが、いかに丁寧かつ効率よく仕事を終わらせることが「できる人」の近道だと、私は考えます。

ダラダラと仕事をしていて、せっかくの休日を台無しにしたり、仕事が終わらず旅行取材も楽しめない…なんて勿体無い!そこでここでは文章を書くスピードが上がる、ちょっとしたアドバイスを紹介します。

おすすめしたいのは、「時間を測る」こと。「今日は2時間くらい進めよう」とか、働く目標設定を決める人は多いのですが、実際に1記事にかかった時間を測る人は少なかったりします。でもこれが大切な目安になるんです。

まずは自分の書く能力を知ることが重要です。例えばアプリを使って測ってみるのもおすすめ。「Toggl」は時間管理ができるアプリで、最初にボタンを押すだけで記録を開始し、何に時間を使ったのか効率よく管理することができます。

自分が記事に使う時間を把握すれば、その日のスケジュールも組みやすくなります。そうすると時間のロスも減っていき、自由な時間を増やすことにつながります。

私も実際にこのアプリを使って、1日の無駄な時間を細分化させたことがありました。仕事はもちろん、トイレに使った時間まで記録しました(笑)。

でもその結果、自分がいかに無駄なことをしているのか、数字で見ることができたので(一番の無駄はネットサーフィン…)、その後の仕事効率化への改善に役立てることができました。このように皆さんも自分の無駄を知ることからまずは初めてみてくださいネ。

✈️POINT📝

☑︎アプリで自分の無駄を数値化しよう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?今までちゃんとした文章を書いたことがなくても、基礎を身につけて経験を積めば、誰でも立派なトラベルライターになれます!仕事も旅も楽しみながら、文章を磨いてみてくださいね♪

今、文章力がなくてもOK!トラベルライターとして文章力を上げるコツとは?
最新情報をチェックしよう!