ベテランライターが解説!ライティングを本業にして成功する7つのポイント

ベテランライターが解説!ライティングを本業にして成功する7つのポイント

ベテランライターが解説!ライティングを本業にして成功する7つのポイント

キャリア10年以上のベテランライターが、ライティング(執筆)を本業にして事業を成功させるポイントを7つご紹介します。副業から本業ライターに考えている人や、記事収入がなかなか上がらない人は是非ご覧ください。

副業&本業ライターが増えてきた背景

副業&本業ライターが増えてきた背景

副業ライターが増えてきたのはネットが普及をはじめた2000年以降となります。これまでライターと言えば雑誌や書籍といった紙面に執筆する仕事がほとんどでしたが、インターネットの台頭により、SEO対策のためにWEBコンテンツとして記事を求める企業が増加し、ライティングの需要が急激に増加しました。

また、2020年より世界に蔓延した新型コロナウイルスにより、これまで接客販売をしていた業態がWEBサービスへと移行し、今後はより質の高いライターの需要が増すことが予想されます。

副業から本業ライターになれない人の原因

副業から本業ライターになれない人の原因

一方で副業ライターをはじめて数年、「自分は執筆が好きだから本業として働きたい」と考える人の中には、時間や収入の問題がありどうしても本業に完全移行できない方も多く見受けられます。

では、副業ライターからいつまで経っても本業になれない人とそうでない人の違いは、どういったところにあるのでしょうか。

1.記事単価が低い

おそらく本業ライターになりきれない、あるいは副業のまま挫折してしまった、という人のほとんどが思い当たる問題が「記事単価の低さ」です。1記事1000円、文字単価0.5円といった格安記事・量産記事を引き受けてしまうと、いつまで経っても記事単価は上がりません。

記事を書くこと自体がしんどくなってしまい、結局ライターの道が塞がれて元の会社員に戻ることになるパターンが多いです。

2.1日に書ける総文字数が少ない

本業のライターとしてやっていくためには、良質な記事を書けるよりも量をこなす方が収入面では有利となることが多いです。なかなか収入が上がらない人の執筆状況を見てみると、上述した記事単価が低いか、執筆のスピードが遅く1日に書ける総文字数が少ないことが原因として挙げられます。

3.品質にこだわりすぎている

依頼主に期待以上の記事を納品すると、確かに喜んでもらえるでしょう。しかし、品質にこだわりすぎて納期が遅れてしまうと、1か月に書ける記事の本数は少なくなり収入が下がってしまいます。また、品質の高い記事を書き続けたとしても、それによって文字単価が上がったり、依頼本数が増える保証はありません。

ベテランライターが解説するライターを本業として成功する7つのポイント

ベテランライターが解説するライターを本業として成功する7つのポイント

本業としてプロのライターを目指しているけれど、今現在立ち止まってしまっている人の多くは、上記で紹介した3つの理由のいずれかが当てはまると言えます。

それでは、上記を踏まえてライターを本業とするならば、是非とも押さえておいてほしい7つのポイントをご紹介します。成功の近道となるので、是非実践してみてください。

1.記事単価を上げてライティングの時間を減らす

記事単価を上げる理由は大きく分けて「収入を増やす」ことと「執筆時間を減らす」ことにあります。よく誤解されがちですが、プロのライターであっても、執筆依頼だけで生計を立てるのは非常に困難です。

通常は編集業や校正案件、または全く別の業界の仕事をしている人がほとんどとなります。プロのライターであっても1日に書ける量はせいぜい1万文字程度となります。そのため、日給を増やすためには記事単価を上げるか、1日に費やす執筆の時間を少なくして、もっと割のいい仕事をすることとなり、多くのライターはその両方を実践しています。

2.記事に付加価値をつける

WEB記事においては、どんなに良質な文章を執筆しても、それと記事単価が上がることとは別と捉えるべきです。SEO対策として必要とされる記事は、Google検索エンジンにおけるキーワード検索結果の上位表示を狙ったものとなるので、必ずしも品質は求められません。

一方で文章の品質はそこそこでも、「SEO対策を熟知しています」、「自分で検索ボリュームを調べてキーワードの抽出から執筆までできます」、「毎月書いた記事の順位動向をグラフに落とし込んで提出します」といった記事にプラスアルファ付加価値を付けた方が、依頼主は喜んでくれる傾向にあります。

3.執筆以外にも収益方法を多様化する

上記でも触れましたが、多くのプロライターは記事作成以外の仕事もこなしています。そのため、執筆の案件が減少しても、別の収益の拡大に集中すればいいので生活が傾くことはそう滅多にありません。

収入の窓口を執筆以外にも複数作っておくことは、最悪ライター業を廃業したときのリスクヘッジにもなりますので、必ず実践してください。

4.1日に1万文字書けるようにする

プロのライターでも筆が遅い人は決して少なくありませんが、1日に書ける文字数が少ないと収入減に直結してしまいます。どんなに文字単価や記事単価を上げたとしても、執筆スピードが速くなければプロのライターとして成功することはまずないと考えておくといいでしょう。

最初のうちは1日に書ける文字数は1500~3000文字程度だと思いますが、是非これを伸ばして、5000文字から8000文字、8000文字から1万文字をゴールに執筆方法の工夫を試みてください。

5.品質より納期遵守であることを理解。依頼主が求める品質をクリアすれば良し

こちらも副業ライターがよく誤解しやすいポイントですが、一般的に出版社や編集者は品質よりも納期を遵守するライターに依頼を出します。「もっと記事の質を高めたいので、納期をあと2日遅らせてください」というのは実はご法度です。

特にWEBライターの場合は、依頼主は編集のプロではないことが圧倒的に多いため、先方担当者が求める品質はそれほど高くはありません。自分の6割くらいの力で依頼主の求める品質をクリアできるのであれば、6割の品質の記事を納品し、余力は別の記事や仕事に注力するのが正しいと言えます。

6.1日に書くべき本数・稼ぐ金額をスケジュールで立てる

ほとんどのライターは会社に属していないフリーランスとなります。そのため、仕事のスケジュール管理は自身で行わなければなりませんが、これを疎かにしていると、毎月の収入が不安定に陥ったり、依頼主への納期を誤ってしまいがちです。

まず立てるべきスケジュールと目標は、「1日に書くべき本数と稼ぐ金額」であり、これは毎日設定する必要があります。最初のうちは1日に稼ぐべき金額を決めるのがいいでしょう。月曜から金曜まで平日に1日2万円と決めたならば、今の自分の記事単価を逆算すれば1日に何本執筆しなければならないかが分かります。

7.いくつかの事業で生計を立て、その中にライター業が含まれていれば良しとする

ライターを本業にするといっても、執筆業だけで生活するのは困難です。そのため、ライター以外の事業も含めて生計を立てることができていれば、それで良しとするのはいかがでしょうか。

まとめ:ライターは数多くいるが差別化を図ることは難しくないことを理解する

今回は副業ライターが本業に移行できない最もな理由を挙げた上で、プロライターとして成功するポイントを解説しました。WEBライティングが活発化して以降、副業・本業構わずライターは急増しましたが、押さえるべきところを知っておけば、競合との差別化を図ることはそれほど難しくはありません。

まずは今回紹介したことを念頭に、記事の執筆方法や心構えを今一度見直してみてはいかがでしょうか。

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