今の時代、ライターというとwebサイトで活躍する人が多い。しかし、文章のクオリティやレイアウト・デザインなど、まだまだ雑誌の方がレベルが高く、特に旅行雑誌は人気が落ちないのも事実。
そこで本記事では、ライター初心者が旅行雑誌ライターとして働くためにするべきことを紹介します(ライター:きたがわ)。
編集プロ or 出版社でアルバイトをする
最初に旅行雑誌のライターになる1番の近道として、働きたい編集部や雑誌を扱っている編集プロダクションでアルバイトすることをおすすめします。
もちろん、会社として正社員や外部のライターを求人していればそこに応募するのが一番ですが、出版社の採用は狭き門。しかも求人自体がレアなのです。そこで抜け道なのが「アルバイト」。
アルバイトの採用を表に出しているところも少ないですが、編集部はいつも人手が足りていないのが現状。簡単な細かい雑務を任せられるアルバイトはいつでもウェルカムなのです。正社員として採用されるよりも、はるかにハードルが低いです。
例えばアルバイト自体の募集がなくても「短期でも良いので、お手伝いさせてください」「学生インターンの募集はありますか?」など、編集部に問い合わせてみてください。
うまくアルバイトとして潜り込むことができれば、その編集部で経験を積むこともできますし、実際に働いている人を見てどんな人材を求めているのかを理解することができます。
さらに出版社はアルバイトがある程度使える(仕事ができる)ようになると、正社員としてそのまま採用することが多々あります。これは新しい人に一から仕事・状況を教えるより格段に楽だから。
時間がなく仕事に追われる雑誌編集部は、いかに仕事を減らすことができる人を採用します。なのでまずは憧れの編集部にアルバイトやインターンの問い合わせをすることから初めてみてください。
✈️POINT📝
☑︎アルバイト募集がなくても問い合わせよう!
☑︎旅行雑誌ライターになるには編集部でのアルバイトが1番の近道
ブログが人気に!フリーランスで活躍する
旅行雑誌ライターになる手段として、次はフリーランスで活躍するという方法があります。すでにクオリティが高いライターは業界にたくさんいるので、そこにいきなり初心者が入っていこうとしても難しい道のりです。
なのでまずは個人のブログやSNSで文章を書く経験を積むことをおすすめします。特に今は旅行系のWebサイトや、気軽に書くことを始められるnote を活用してみてください。
フリーランスで経験を積み名前が売れてくると、自分から応募するのではなく、旅行雑誌からのスカウトされるという場合もあります。例えば私が雑誌編集部にいたときは、新しいインフルエンサーやライターを見つけたいときはまず競合雑誌で活躍する人か、SNS、有名ブログを見るようにしていました。
すでにブログを持っている人は文章のレベルが一眼でわかるので、仕事をお願いしやすかったです。このようにブログはプロフィール代わりになるので、必ず作ることをおすすめします。
✈️POINT📝
☑︎スカウトされたいなら、ブログやnote で有名になろう!
☑︎ブログはあなたのプロフィールがわりになる
現在、旅行ライターを募集しているWebメディアに応募する
先ほどお伝えした通り、初心者ならまずは旅行系のWebサイトで活躍し、経験を積むことも大切です。ここでは現在ライターを募集している旅メディアを紹介するので、応募してみてくださいね♫
◼️Tabippo
<概要>
執筆本数:10記事
期間:3ヶ月以内に納品
金額:30,000円(10記事)〜
※金額はライター経験によって変動する可能性があります
※記事の品質が優れた方には、書籍等のお仕事を依頼する可能性があります
◼️TABIZINE
<概要>
現在、新規ライター募集は行っておりませんが、TABIZINEを運営する株式会社オンエアでは、ライターの養成講座を開講している。
◼️地球の歩き方
<概要>
地球の歩き方 特派員として業務委託契約を結び、活動する。自身の在住都市について情報発信をしていただきます(海外・国内問わず)。毎月4本以上の入稿かつ中長期の寄稿が条件。特派員ブログの既存カテゴリーを選択し、1記事あたり700~1000文字程度の原稿と3~5枚程度の写真入稿が必要。
◼️itta
<概要>
・素敵な旅先を知っている、行ったことがある方
・旅先で写真を撮ることが好きな方
・文章を書くことが好きな方(ライター経験は不問)
・日頃からブログやSNS等で情報を発信することが好きな方
・報酬→公開された記事のPV数に応じてポイント付与をさせていただき、そのポイントを換金できます。
まとめ
旅行雑誌ライターへの道のりは決して難しいものではありません。経験はもちろん大切ですが、大事なのは「なりたい!」という諦めない気持ちです。アルバイトからでも十分な経験を積むことはでき、さらにチャンスはたくさん転がっています。皆さんも諦めずに憧れのトラベルライター目指して頑張ってください♫