「旅する仕事」を探している方必見!安定した収入&将来性ある職種を紹介!
「旅する仕事」を探している方必見!安定した収入&将来性ある職種を紹介!

近年は幅広いライフスタイルが認められるようになり、少しずつではありますが「旅する仕事」を見つけた人もいます。

仕事と言えば毎日同じ職場に出勤して、苦しい思いをしながらお金を稼ぐことが普通と考えている人もいるかもしれませんが、それは働き方次第ではないでしょうか。

そこで、ここでは旅する仕事の内容や、安定収入を見込める将来性ある職種をご紹介します。

「旅する仕事」の特徴とは?

「旅する仕事」の特徴とは?

旅する仕事の特徴は「日本全国・世界各国を行き来する仕事」となります。「旅行」と限らない職種であれば、出張などを含めてたくさんの仕事がありますが、ここで紹介するのはあくまでも「旅」ができることを念頭においてご紹介します。

「旅する仕事」はフリーランスと正社員どちらがおすすめ?

「旅する仕事」はフリーランスと正社員どちらがおすすめ?

ここで紹介する「旅する仕事」は、大きく分けてフリーランスと正社員のいずれかを選択することができます。

日本では古くから正社員の地位が高く、安定した生活を送れるとされていますが、近年は日本の企業も実力化社会となり、昔のように一つの会社で生涯働くことが保障されている時代は終わりを迎えています。

本当に理想の行き方を追求するのであれば、正社員・フリーランス問わず、自分の働きたい職種を選択するべきと言えるでしょう。

フリーランスは自由度と収入のバランスがいい

一方で正社員とフリーランスのどちらがおすすめかを考えた場合は、「旅する仕事」においてはフリーランスが自由度と収入のバランスがいいと言えます。

そもそも正社員の場合、日本全国や海外に行ける職種に就いたとしても、本当に自分がその担当になるかは勤務してみないと分かりません。もちろん雇用契約を結んだあとに分かるので、「出張が少ないので会社辞めます」というわけにはいきません。

正社員の旅する仕事とは?職種・職業を紹介

正社員の旅する仕事とは?職種・職業を紹介

正社員の旅する仕事とは、短期出張で日本全国や海外に行く職種や、海外駐在を命じられる会社となります。職種・業界としては下記が可能性として挙げられます。

・メーカー
海外市場の参入を目的としたマーケティング目的の出張もしくは駐在
・IT企業
海外支店設立を目的とした現地駐在員として
・製造業
工場長・技術者・品質管理者として現地駐在
・旅行業
海外現地支店の駐在員
・貿易・問屋
バイヤー・商人として現地買い付けのための出張

日本全国・海外に行けても仕事で自由はない可能性が高い

正社員の場合は、仮にメーカーや旅行会社で働くことができても、日本や海外出張・駐在の希望を出せる部署・役職に就かなければなりません。

また、日本全国・海外に行くことができても、仕事であれば上司が同行しますので、自由に現地を観光できる時間は仕事終わりの夜のみとなるでしょう。とてもではありませんが“旅行気分”にはなりません。

フリーランス・個人事業主で「旅する仕事」とは?

フリーランス・個人事業主で「旅する仕事」とは?

フリーランスや個人事業主は職場を選びませんので、その気になれば居住先を日本全国・海外に移すこともできます。コロナ以降はオンライン会議システムが普及したため、いままで対面打ち合わせだった人もデスクワークで済むようになりました。

その一方で、「旅する仕事」を考えた場合は、どんな職種があるのでしょうか。

好きな国・都市を旅行して記事にする「旅行ライター」

近年海外在住ブロガーや世界一周ブロガーが有名になり、急速に知名度を上げてきた「旅行ライター」。

ブログによるスポンサー・広告・アフィリエイトなどで収益を上げることができるほか、旅行会社や観光サイトを運営するIT企業、海外キーワードでSEO対策をしたい企業から旅行記事を請け負うことができます。

一度クライアントと契約すれば、依頼主のWEBサイトがサービスを終了するまで記事を書き続けることができるので、単発で終わることがない分ほかの職種よりも安定した収入を得ることができます。

個人事業主でも旅行会社の設立は容易「ツアーコンダクター・添乗員」

旅行好きであれば、個人事業主として旅行会社を設立するのも1つの手となります。国内旅行のみであれば「国内旅程管理主任者」、海外旅行も含めたツアーに企画・同行したいのであれば「総合旅程管理主任者」の資格が必要となりますが、いずれも研修を受講するだけで取得できるのでそう難しくもありません。

最初は顧客の獲得が課題となりますが、うまく取引先を増やすことができれば、年間を通じて日本全国・海外に添乗員として同行することができます。

旅する仕事は個人事業主の「旅行ライター」がおすすめの理由

旅する仕事は個人事業主の「旅行ライター」がおすすめの理由

上記で挙げた職種以外でも突き詰めればさまざまな仕事で日本全国・海外に行くことができる「旅する仕事」を見つけることができるかもしれません。

しかし、数多の職種の中でもなぜ“旅行ライター”が取り分けおすすめできるのでしょうか。

1.現地ガイドや通訳など複数の職種と親和性が高い

旅行ライターの職種は記事を書くことが主業務となりますが、実際は現地ガイドや通訳・翻訳、市場調査など、複数の業務も請け負うことができます。それだけ依頼主となる業界の幅が増えることを意味するので、将来的にも顧客の獲得に繋がりやすいと言えるでしょう。

2.ブログ運営で収益化も狙える

フリーランス・個人事業主を長く続けたいのであれば、依頼主を見つけるのではなく、自分でお金を作る方法を模索・確立しなければなりません。上記でも少し触れましたが、旅行ライターは自分でブログを開設して収益化を狙える数少ない職種と言えます。

有名人でもなければすぐに芽が出るわけではないので、普段の業務と並行して少しずつ自分のWEBサイトを育てていくといいでしょう。

3.需要が尽きない。将来的に長く働ける

基本的に「旅行」というのは流行り廃れがありません。90年代に海外旅行ブームがはじまり、それ以降国内・海外旅行者ともに右肩上がりで推移しています。新型コロナにより一時は需要が落ち込みましたが、コロナが落ち着くにつれて、日本を含む世界は再び元通りに戻ろうとしています。

ご覧のように、旅行関連の仕事は需要が尽きませんし、旅行会社・IT企業ともに健全な運営体制を構築している会社が多いため、本気で旅行ライター職に取り組むことができれば、本業としても十分通用することができます。

フリーランス・個人事業主におすすめできない旅する仕事

フリーランス・個人事業主におすすめできない旅する仕事

また、下記でご紹介する職種は希望する人が非常に多いですが、実際は収入面で非常に不安定となるのでおすすめができません。特殊なツテ・コネがない限りはできるだけ避けるのが無難と言えます。

個人事業主の「バイヤー」は利益よりリスクが大きい

海外在住者の中には個人でバイヤー業を請け負っている人がいますが、筆者の知る限り成功している人は一人もいません。国内・海外在住のバイヤーの仕事は、クライアントの求める商品を買い付けることですが、海外の商品は通関を通して輸入しなければなりません。

仮に通関で輸入に失敗した場合は、当然報酬は受け取ることができませんし、破棄にかかる費用などはバイヤー責任で負担しなければならないかもしれません。仮に商品価格の2から3割を報酬として受け取ることができても、個人レベルでやれる範囲内であれば、多くのケースで赤字リスクを覚悟しなければなりません。

フリーの「カメラマン」は収入が安定しない

ネットが普及する前はカメラマンも高額な報酬を貰える有望職でしたが、現在は旅行ライターが撮影までこなしてしまうため、以前のようにたくさんの仕事をカメラマンが受注できなくなっています。

そのため、多くのカメラマンは出版社や編集プロダクションの社員に属するようになりました。

まとめ:旅する仕事は怪しい業者も多い。自分で計画を練るのがおすすめ

まとめ:旅する仕事は怪しい業者も多い。自分で計画を練るのがおすすめ

今回は旅する仕事に関してご紹介しました。最近は働き方の多様化を利用して、「1日1回ブログを更新するだけで年収1000万円」のような怪しい業者も増えてきました。フリーランス・個人事業主が収入を増やすためには相応のステップがあります。おいしい話は絶対にありませんので、将来を見越したビジネスプランは、必ず自分で計画することを強くおすすめします。

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