みなさん、旅行に出かける際、おみやげに何をかったらよいか頭を悩ませた経験はありませんか?
ガイドブックに載っているおみやげでは、何か物足りなく、プレゼントする相手から「センスが良い」と思っていただけるようなアイテムを探すのも至難の業。
トラベルライターとして活躍していく時も、最新みやげを紹介していくシーンが度々出てくると思います。
そんな時、どうやってガイドブックに載っていないおみやげを見つけていくべきか頭を悩ませてしまうかもしれません。そこで今回は、元日系CAが選ぶおみやげ9選とおみやげの探し方についてお教えします!
1.ガイドブックに載っていないおみやげの探し方
1.SNSを上手に活用する
よく客室乗務員がチェックするのは、InstagramとTwitter。Instagramでは、ハッシュタグ#で、Twitterではキーワードで検索をします。
まずは、目的地の名前(英語・日本語)、目的地の位置検索、〇〇土産などと検索をし、SNSで流行をチェックします。
探していくと様々なおすすめ土産の商品名や限定品情報などを得ることが出来るので、InstagramやTwitterで得たキーワードを使用し、Googleで検索し更に詳しく購入可能な場所や時期を調べます。
2.客室乗務員に目的地のおすすめを聞く
客室乗務員は、流行にとても詳しくまた旅のスペシャリストであるため、ガイドブックに載っていないおみやげだけでなく、現地の絶品グルメや知られざるスポットをよく知っています。
また、客室乗務員の中で「各地各国の美味しいレストラン・買うべきおみやげリスト」が回っているほど、食についてはとても熟知しています。
3.宿泊施設のカウンターに聞く
100%に近い確率で客室乗務が行っているのは、ホテルのカウンターで情報を得ること。ホテルで働いている方々は、地元の方が多く更に知識がものすごく豊富!
自身が求めてるニーズを伝えると、おすすめのおみやげとその位置まで正確に教えてくれます。また、目星をつけているおみやげがあるならば、近隣でどこで購入できるかなどを聞くのも効果的。
客室乗務員はチェックインをする際に、世間話をするようにホテル周辺のおすすめのレストラン・おみやげ、さらに必ず行くべきスポットを上手く聞き出し、限られた時間の中で有意義な時間を過ごしています。国内に限らず、海外ではとても有効的な方法です。
4.スーパーマーケット必ず立ち寄る
安くて美味しいおみやげが見つかるのはスーパーマーケットです。旅先でスーパーマーケットを見つけたら、買うものがなくてもぜひ立ち寄ってください。ご当地グルメや知られていないが美味しいお菓子などがたくさん潜んでいます。
旅行中早い段階で、気になるお菓子・紅茶などをスーパーマーケットで購入して、試食してみるのも一つの手です。ヨーロッパに旅行した際は、ぜひチーズ・紅茶・オイル類は要チェックです。
意外と知られていませんが、チーズ・バターとレシートを持参し、空港の検疫カウンターに立ち寄れば日本に持ち込みが可能です。
トリュフオイルやバルサミコ酢などおしゃれな調味料は日本で購入するととても高額ですが、現地のスーパーマーケットでは三分の一ほどの値段で購入できます。
ヨーロッパだけでなく、東南アジアでのスーパーでは乾麺や現地の調味料・新鮮なドライフルーツなどが安価で売られているのでぜひ立ち寄ってみてください。
5.ドラックストアを見つけたらチェック
スーパーマーケットと同様、旅先でドラックストアを見つけたらぜひ立ち寄ってください。特に北米・ヨーロッパの薬局はおすすめです。
フランス・パリにある「Citypharma」は一番のおすすめです。ラロッシュポゼ・ロクシタン・メルヴィータなどの有名ブランドが半額以下で購入出来ます。
またトラベルサイズのハンドクリームやリップクリームなどばらまきみやげに最適なアイテムがたくさんあります。
また、アメリカは「CVS pharmacy」がおすすめです。日本では購入できない、歯ケア用品(歯磨き粉・ホワイトニング)やアメリカブランドのコスメ用品、オーガニック用品がとても安く購入できます。
食べ物ではなく、実用的なものを安くおみやげに買いたい方はぜひドラックストアをチェックしてください。
2.客室乗務員がおすすめする国別おみやげ9選
★アメリカ合衆国
Ross/誕生日カード・Thanks Cards 約100円~200円
アメリカのディスカウントストアは掘り出し物がたくさんあります。
ROSS・Marshalls・Nordstrom・T.J. Maxxなどは、日常雑貨から洋服まで幅広い商品が約半額以上の値段で売られています。特に注目していただきたいエリアはカード・パーティーエリア。
アメリカの誕生日カードや装飾品は、通常約8ドル以上します。しかし、ディスカウントストアでは約1ドルで販売されておりとてもお得に購入できます。他にも子供服ブランドCarter’sがなんと2枚セットで約10ドルで購入できます。
メキシコとの国境の州では、多くのメキシコ人がディスカウントストアで買い物をするために日帰りでアメリカに来るぐらい安く人気な場所です。品物によっては、アウトレットよりも安く購入できるのでぜひ足を運んでみてください。
★フランス
マーケット/チーズ約200円~
(引用: https://theculturetrip.com/europe/france/articles)
ヨーロッパと言ったら必ず食べていただきたいのがチーズ!日本では見たことも食べたこともないチーズがたくさん存在します。
スーパーマーケットのチーズコーナーは、冷凍食品コーナーよりも広く小分けのものから大きいサイズまで売られています。
ヨーロッパに滞在中1日目に必ず、スーパーマーケットに行きチーズ・クラッカー・ワインを買い食べ飲み比べをし、最終日に気に入ったものを購入し日本に持ち帰ります。
また、日本への持ち帰りは出来ませんがサラミも絶品です。ヨーロッパ方面へお出かけの際はぜひ保冷バックを持参してください。
また、日本へ持ち帰る際は、機内に持ち込めないため預け荷物に入れて持ち帰ってください。(特にパリ・シャルルドゴール空港はセキュリティーが厳しいので水物・化粧品を持ち帰る際は預け荷物へ預けてください)
★インド
Himalaya / Foot Care Cream 約80円
(引用: https://himalayawellness.in/)
5,000年もの歴史をもつインド医学「アーユルヴェーダ」に基づいてつくられインドの漢方コスメを販売しているHimalaya。ノンケミカルで100%ハーブに由来する成分で作られています。
スキンケアは皆さん決まったもの・好みのものがあり、おみやげとしてプレゼントをしても全く喜ばれません。しかし、このFoot Creamは、とにかく保湿力が抜群で全くべたつかない!
今までに30個ほど購入しましたが、100%といっていいほどウケがよい。そして、なんといっても安いんです。一つ約80円で購入でき小さいためかさばらない。特に冬場はとても喜ばれます。
★タイ
NESTEA/Thai Milk Tea 約500円
(引用: https://www.amazon.com/Stick-Thai-Nestle-Product-Thailand/dp/B00CI6CW0K)
このミルクティーは、ばらまきみやげにもってこいのアイテムです。13袋入って約500円なのはとてもうれしい価格。
2つずつ配っても6人に配れます!牛乳を入れて混ぜるだけなので簡単。さらにアイスでもホットでも楽しめて、季節関係なくばらまきおみやげとしておすすめです。
Naraya/ミニバック 約700円
(引用: https://www.naraya.com/)
各国の客室乗務員が愛用しているリボンがトレードマークのNarayaのミニバック。柄や色がとても豊富でバックだけでなく、スリッパ・ポーチ・パスポートケースなど1000以上のバリエーションがあります。
そして何よりも、値段が安い!安いのに品物はとてもしっかりしていて、さらに機能的で使いやすいものばかりです。
一つ一つが日本で販売されているように包装されており高級感があります。スーパーにお買い物に行く際やランチバックとして最適なアイテムです。いつもお世話になっている方や家族へのおみやげにおすすめです。
★ドイツ
(引用: https://sg.carousell.com/p/original-fashy-hot-water-bottle-bag-for-kids-132922568/)
ドイツ全土にあるdmという薬局に売っている湯たんぽ兼氷枕。約マイナス20度~90度まで使用できとても便利なアイテムです。
客室乗務員も愛用しており、飛行中休憩の際にはお湯を入れ湯たんぽとして使用しています。さまざまな柄があり、店舗によって異なる柄が販売されています。
プレゼントとしてでなく自分へのおみやげとしても使えるアイテムです。また、dmのオーガニックハーブティーも風邪の引きはじめや、お部屋でゆっくりするときに最適です。
日本では、見たことない多くのハーブがミックスされた紅茶もありウィンドーショッピングだけでも十分楽しめます。
ドイツのマーケット/トリュフオイル 約1000円~1500円
(引用: https://www.kitchenstories.com/en/stories/truffle-oil-class-a-or-passe)
ドイツに行ったら必ず自宅に買うおみやげは、トリュフオイルです。特にブランドのこだわりはありませんが、地元民がいくマーケットで毎回購入します。
日本でトリュフオイルを購入すると、約3000円~6000円ほどします。朝食のオムレツに数滴かけるだけで、とても上品な味になります。サラダのドレッシングとしてや、トリュフオイルペペロンチーノは絶品です。
お家で贅沢な味を楽しめ、さらに様々な使い方が出来るのでドイツ土産の中では一番おすすめです。バルサミコ酢がお好きな方は、ぜひトリュフオイルと一緒にマーケットで購入してください。
多くのお店が様々なバルサミコ酢を試食させてくれるので、お好きなバルサミコ酢を探してみてください。オイルと同様、日本と比べ安価で手に入りとてもおしゃれで実用的なおみやげとして喜ばれるアイテムです。
★メキシコ
マーケット/ホットチョコレート 約100円
(引用: https://www.chocolateabuelita.com/)
メキシコのマーケットでとてもおすすめなのはこの「ABUELITA」おばあちゃんという意味の濃厚なホットチョコレートです。これが女性にとても評判がいいんです!特に冬場におみやげとして渡すととても喜ばれます。
1つの箱に大きなチョコレートの塊が入っており、牛乳又はお湯でとかして約4杯分楽しめます。1つ100円なのに1家族全員で楽しめコスパ最強なので、ばらまき土産に最適です。
マーケット/Tajin スパイス 約50円
(引用: https://www.walmart.com/)
メキシコ人家庭の常備品スパイス「Tajin」ほぼ100%の確率でメキシコのスーパーで見つけることが出来ます。メキシコ人はこのTajinをマンゴーやオレンジ・スイカなどの果物やキュウリにかけます。
辛すぎず、ライムの酸味がよく効いていて病みつきになる味です。ポテトフライ、ソーセージにかけて召し上がったり、マヨネーズとまぜ野菜スティックと食べるのがおすすめです。
小さいミニサイズのものから巨大なサイズ、また塩分控えめなものやライムの酸味を抑えたものなど様々な種類があります。ソルティードックのようにTajinをグラスにつけアルコールを楽しむことも出来ます。
3.まとめ
ガイドブックに載っているおみやげは、値段が高すぎ予算を超えてしまうものやありきたりのものが多い印象があります。
しかし、インスタグラムやTwitterなどの SNSは、正直なレビューや最新のトレンドが詳しく掲載されているのでおみやげ探しの際にとても有効的です。また旅のスペシャリストやホテルのコンシェルジュに聞くのも1つの手です。
国内・海外旅行をするとついお土産屋さんに足を運び、全てのおみやげの購入を1か所で済ませたくなりますが、スーパーマーケットや薬局など地元の人が利用する場所にもたくさん美味しくお手頃なおみやげがたくさんあります。
次回旅をされる際には、ぜひチェックしてみてください。そして、トラベルライターとして活躍する時も、ぜひこの方法で最新みやげを見つけてくださいね!