40代の独身の男性女性の中には、いままでの生活を大きく変えてみたく、決心して海外移住を決める人も多くなってきました。日本ではなかなか未来や将来を見出せない40代の人に向けて、ここでは、海外移住の魅力や成功するポイントをご紹介します。
40代独身で自分の将来に不安を持つ男性女性が増加
日本において、40代独身(未婚)率はおよそ26%。つまり5人に1人は独身ということになります。人によっては独り身を謳歌するのが上手い人もいれば、年を重ねるごとに自分の将来に不安を持つ人もいますね。
40代独身の男性と女性の多くが日本に未来と将来を見出せない
40代独身の男性女性の中には、日本に未来と将来を見出せないでいると言う人も決して少なくありません。サラリーマンとして毎日同じ職場に赴き、同じ日を繰り返す。「これが死ぬまで続くのだろうか」と漠然とした不安が募るのも、この40代という人生の折り返し地点となります。
40代独身になると老後が心配
2020年から世界に脅威を与えている新型コロナウイルスも、40代独身の男性女性が不安に駆られる原因の1つとなります。今回のコロナにより、「もし自分が感染したら、誰が面倒みてくれるのだろうか」、「自宅で症状が悪化したら、誰が気づいてくれるのだろうか」と不安に思うのも当然です。
また、二十数年後には老後を迎えることになり、「いまの経済状況で大丈夫だろうか」、「自分の身体が不自由になったらどうしよう」といった“リアル”な危機を果てなく想像してしまうのも、40代独身男性女性の特徴となります。
明日が楽しくなる!40代独身男性&女性の海外移住のすすめ
そこで今回40代独身の男性女性におすすめしたいのが「海外移住」です。海外移住といえば、手続きや現地の生活が大変そうなイメージがありますが、実際はまったくそんなことはありません。
手続きは日本における自分の身の回りを整理して、スーツケース2つ分くらいに衣類やパソコン機器など必需品を詰め込むだけ。行政の手続きは海外移住先の生活に慣れてきてから少しずつ行えばいいだけです。所得税と住民税だけは事前払いがおすすめですので、役所にいって支払いを済ませてください。
海外移住先の生活面ですが、いままで発展途上国で生活が大変といわれていた東南アジア圏も、2000年以降は急速にIT化が進み外資資本が入りましたので、日本人が暮らすような都心であれば、日本とほぼ変わらない生活水準を保つことができます。
物価安の東南アジア移住。少額資金で贅沢できるって本当なの?
東南アジアといえば、物価が安く、日本の3分1~7分1程度と言われています。海外移住セミナーに参加すれば、講師は揃って「海外移住をすれば、少ない収入でも日本以上の贅沢ができます」と説明しますね。では、これは本当なのでしょうか。
少ないお金で贅沢できるのは本当!ただし条件もある
結論から言うと、10万円程度でも海外移住先の都心で十分生活はすることができますし、15万円の収入があれば、プール付きの高級マンションに暮らすこともできます。これは本当です。
ただし、10万円であればルームフォーレント(room for rent)と呼ばれるハウスシェアであったり、バックパッカー街のゲストハウスに宿泊することになるかもしれません。
また、10~15万円程度であれば、毎日のように日本食を食べることはできませんので、基本は現地食で、週末に日本食といった予算となるでしょう。
プール付きのマンションに住んで、好きなときに日本食を食べて、スーパーで値段を見ずに物を買う。そういった生活を希望するならば、15~20万円の月の収入を確保する必要がありそうです。
国際結婚も。アジアでは年の差カップルが本当に多い!
東南アジアでは国際結婚は非常に盛んです。アジア圏のほとんどは親日なので、日本人というだけで40代の男性女性もモテます。また、東南アジアの人々は年の差があった方がいいと考えており、特に現地の女性は「10個上が理想」という人も少なくありません。
また、女性に関して、アジア人男性の多くは生活力たくましい日本人女性に憧れを抱いています。ベトナムでは古くから「西洋の家に住み、中国の料理を食べ、日本人の妻を迎える」ことが男性の理想の人生と言われています。
海外移住先で新しい家族を迎える。そんな人生も期待できますね。
40代独身の男性と女性の海外移住先の仕事事情
40代独身の男性女性が海外移住を果たしたあと、やはり気になるのは現地の仕事及び収入事情ですね。海外移住をはじめて数か月であれば、日本で蓄えていた貯金を切り崩しながら生活をすることができますが、それも長くは続きません。
では、海外移住先で40代独身の男性女性が就職する場合、どんな仕事に就くことができるのでしょうか。
40代独身男性の仕事事情
海外移住先で日本人が日系企業で働くとなると、現地の従業員を従える管理職の役割を担うこととなります。何かしらのスキルがあれば、SEや工場の技術職などで高給を得ることができます。IT業界と製造業は近年東南アジアで躍進し、多くの日系企業が進出していますので、手に職を持っている限り、職に困ることはないはずです。
一方でそういった技術がなく、また英語も話せないというのであれば、一般事務職か営業となります。事務職は女性の採用率が高いため、基本は営業となります。
営業は現地の日系企業の新規開拓や既存顧客のフォローはもちろんですが、日本からやってくる顧客や本社のアテンド・接待なども含まれます。2000年と比べると現地採用の月収も上がっているので、15~20万円は最低でも確保することができるはずです。
40代独身女性の仕事事情
一方で40代独身女性が海外移住先で働くとなると、どのような職種となるのでしょうか。
- 一般事務職
- 営業
- 秘書
- コールセンター(日本人消費者向け)
上記が主となります。いずれも英語や現地語は必要とされない仕事が多く、また秘書といっても日本人管理職専属の事務方作業のみなので、資格の必要もありません。事務仕事の場合は給料は多少下がり、12~15万円程度が相場となりますが、多くの女性は仕事後にライティングや日本語講師といった副業をしているものです。
スーツを着る必要なし!海外移住だから成功するフリーランスの道
しかし、40代独身の男性女性の中には、「せっかく海外移住をするのだから、もう会社勤めは辞めたい」という人もいます。そんな人におすすめしたいのが、フリーランスの道です。日本では15万円を稼いでも生活は苦しいままですが、東南アジアであれば、15万円で贅沢な暮らしができるのは上述した通りとなります。
WEBライターやトラベルライターで楽しい海外移住生活をおくろう
一般的に自宅でできる副業といえばライティングや翻訳、データ入力などが主で、月5万円程度が平均収入となります。しかし、これらの副業を片手間ではなく、本業で1日8時間しっかりとこなせば、月15万円は稼ぐことができます。
技術や資格がなくとも、当月から請け負える仕事はライティングやデータ入力ですが、報酬単価が高いのは断然ライティングとなります。いわゆるWEBライターですが、海外在住であれば、トラベルライターとして観光地を飛び回り、現地の魅力を文章に起こす仕事もおすすめです。トラベルライターに年齢制限はありませんので、40代独身の男性女性でも仕事の受注に問題はありません。
40代独身の男性女性がライターに転身。成功するポイント
40代独身の男性女性がWEBライターやトラベルライターとして成功するポイントは下記となります。
- 納期を必ず守る
企業側の中にはフリーランスに対して懐疑的なところもあります。納期や法令順守は絶対に守らなければなりません。取引先から信頼を獲得すれば、翌月以降も継続して取引してくれるようになります。 - 自分がいくら稼ぎたいのかを明確にする
月末に「翌月はいくら稼ごう。そのためには幾つの記事を書けばいいのだろうか」と計算しながら、自分の収入と生活のバランスを保つようにしましょう。 - トラベルライターは機動力が重要
トラベルライターはあらゆる観光地に足を運び、写真撮影をしなければなりません。そのための機動力はとても重要です。
40代独身の男性女性に最適の海外移住。明日から準備をして
海外移住は近年敷居が低くなり、多くの日本人が東南アジアに移住しています。現代だからこそできる新しい生活・人生を手に入れることができるので、「もう私は40代で若くないから……」と考えるのは大間違い。
人生の中で一番の働き盛りとなる40代独身の男性女性は、まずは数か月でかまいませんので、海外に生活を移して現地の生活を体験してみてください。自分のこれまでの人生や価値観ががらりと変わるはずです。