海外にプチ移住。実現までのステップと現地でできる副業を紹介!
海外にプチ移住。実現までのステップと現地でできる副業を紹介!

昨今よく耳にする「海外プチ移住」。近年のライフスタイルの変化と多様化を受けて、1年のうち数か月だけ海外で生活する20~40代の男性女性が増えてきました。しかし、まだまだ多くの人にとっては「海外移住」は期間問わず敷居が高いものとしてみなされています。

そこで、今回は海外プチ移住のステップや現地での収入方法などをご紹介します。

海外にプチ移住が近年の流行り。その背景とは

海外にプチ移住が近年の流行り。その背景とは

IT化が進み、職場でも一人一台のパソコンが普通となった2000年以降、海外移住や田舎回帰が若者から中高年の社会人の間で見られるようになりました。そして、2020年よりはじまった新型コロナにより、テレワークが急速に進み、企業の中には「出社不要」、「1週間に1度だけ出社」といった職場も増えてきました。

出社の有無によって生産性と能率が変わらないことが分かれば、今後もIT企業を中心にテレワークの比率は増えていくことでしょう。

海外プチ移住とは

海外プチ移住とは、中長期に海外に居住する海外移住と異なり、1年の間の少しの期間だけ海外に住むことを指します。多くは3~6か月ほどの移住となりますが、最近は20~40代世代を中心に1~3か月の短期移住者も増えてきました。

海外プチ移住をおすすめしたい人

海外プチ移住をおすすめしたい人

下記に該当する人は、一度海外プチ移住を体験してみてはいかがでしょうか。

  • 海外旅行好き※年に1~2回ほど行っている
  • 海外移住に憧れている
  • 職場が基本テレワークとなっている
  • 職場を選ばない個人事業主やフリーランス

まずは1~3か月間のプチ移住を体験

海外プチ移住は予め帰国日を決めてもいいですし、帰りたくなったら帰国便を手配することもできます。ただし、海外移住の場合は観光ビザもしくはビザ免除を利用して海外に入国するため、場合によっては入国審査官に帰りの航空券を要求されることもあります。その際は「バスに乗って隣の国へ行く」と説明したり、偽のスケジュール表を自分で作って提示するのも対策となります。

ちなみに、1~3か月間であれば、東南アジアやヨーロッパの多くの国でビザ免除か、もしくは簡単に取得できる観光ビザで現地滞在ができます。

海外プチ移住する国の選び方

海外プチ移住する国の選び方

海外プチ移住先の国の選び方や基準ですが、まずは下記の条件に合う国を見つけてみてはいかがでしょうか。

  • 住んでみたい憧れの国・都市
  • 過去に旅行して楽しかった国・都市
  • ビザ免除期間が長い国
  • 観光ビザの取得が容易な国
  • 1日以内に日本に帰国できる国・都市

社会人であれば、急な用件が日本で発生することもあります。「明日急遽会議ね」と言われた際に、東南アジアであれば半日で日本に帰国することができます。

また、おすすめしたいのは「観光都市を海外プチ移住先として選ぶ」ことです。特に発展途上国では、都市部や観光都市と郊外ではまったく環境が異なります。「どうせ住むなら日本人がいない町に」と考える人もいるかもしれませんが、よほど海外生活に慣れていないとハードルはかなり高いです。

海外プチ移住の現地居住場所の探し方

海外プチ移住の現地居住場所の探し方

海外プチ移住を実践するとなると、どのようなステップを踏めばいいのでしょうか。通常の海外旅行と異なるのは「住居」となります。旅行では旅行会社が航空券とホテルを手配してくれますが、海外プチ移住では旅行会社は利用しないため、自分ですべてを手配しなければなりません。

ただし、それ以外は特段変わった手続きはなく、住民票を外したり年金を脱退する必要がないのが、海外プチ移住の手軽さであり魅力となります。

保険は海外旅行保険で賄う

海外現地に長く居住すれば、それだけ病気や事故に遭う可能性も高くなります。仮に病院に行く場合は国際病院となりますので、単なる風邪であっても1万円以上かかってしまいます。一応日本の国民健康保険も使うことはできるのですが、前払いの必要がありますし、病院に用意してもらう書類も多いため、海外旅行保険に加入する方が手軽です。

海外プチ移住ではどこに住む?居住場所の探し方

旅行ではホテルに泊まればいいのですが、さすがに1~3か月現地で暮らすとなるとそうはいきません。海外プチ移住の居住先は、「コンドミニアム」か「ミニホテル」、「ルームフォーレント」が一般的です。

コンドミニアム(レジデンス)
キッチン付きのマンションです。家賃は欧米では高いですが、東南アジアであれば5~10万円ほどで借りることができます。プールやフィットネスジム付きが多く、現地では高級マンションの部類に入ります。
ミニホテル
バックパッカー街や住宅街でよく見かけるワンルームのミニホテル。ゲストハウスと比べると清潔ですが、ベッドとシャワー&トイレルームのみの簡素な間取りです。一般的なホテルのように食事が付くことはありません。月2~5万円程度が家賃相場となります。
ルームフォーレント
1階に家主がいて、上階の1部屋を借りる日本でいう民泊となります。家賃はミニホテルと同等ですが、飲み水や洗濯がついているほか、間取りも広めとなります。日本人留学生や20代で若くして海外生活をしている若者が多く暮らしています。

居住先は現地で探すのが基本ですが、もし心配ならば、日本にいるうちから現地にある日本人対応の不動産屋に連絡をとり、物件を押さえてもらうこともできます。ただしデポジットが必要となり、急きょ仕事や私用でキャンセルになった場合は、半月から1ヵ月分くらいの違約金を支払うことになります。

海外プチ移住先でもしっかりと収入を確保!

海外プチ移住先でもしっかりと収入を確保!

海外プチ移住といっても、1~3か月、あるいはそれ以上現地滞在するのであれば、多少なりとも収入源を確保したいところです。そこでおすすめしたいのが「海外でもできる副業」です。パソコン1台あれば、環境問わずできる副業も昨今は多くなってきました。

代表例を挙げるならば、「WEBライター」、「WEBデザイン」、「WEBサイト制作」、「翻訳」など。もし何のスキルもないのであれば、「WEBライター」がおすすめです。昨今は非常に需要が高く、素人であっても案件はたくさんあるため、応募すれば数日後には仕事にとりかかれます。

小遣い稼ぎから本格的な本業へと。フリーランスの道も開ける

WEBライターで多少なりとも実績を積んで、「これなら続けられそう」ということであれば、海外プチ移住を活かして「トラベルライター(旅行ライター)」の仕事をはじめてみてはいかがでしょうか。自分が住んでいる町が観光地であれば、旅行会社や観光サイトに問い合わせて自分を売り込んでみてください。また、居住先現地にある旅行会社に営業をかけてみるのもいいかもしれません。

トラベルライターならば月収20万円もハードルは高くない!

ジャンル不問でネットで情報収集をして記事を書くWEBライターの場合は、誰でも書くことができるため、実績を積み重ねてもなかなか報酬は上がりません。しかし、トラベルライターであれば、現地在住者しか書けない情報が多いですし、また、写真も現地滞在者しか撮影できないため、旅行関係の企業から重宝されます。

人生が変わるかも。海外プチ移住は難しく考える必要はなし!

人生が変わるかも。海外プチ移住は難しく考える必要はなし!

海外プチ移住は旅行の延長線のため、それほど深く考える必要もありません。なかなかまとまった休みが取れない、という人も多いでしょうが、業界によっては出社を強制しない会社も増えてきましたし、会社を辞めて転職する前に一度海外プチ移住を試してみる、なんてこともできるはずです。それをきっかけに現地に住み続けることを決意した人も多くいます。

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