旅行ライターとしてアルバイトするときのポイントと注意点を解説!
旅行ライターとしてアルバイトするときのポイント

トラベルライターとして働くには、主にフリーランスとして自由に働く方法とアルバイトや契約社員など会社に属して働く方法の二つに分けることができます。そこで今回はアルバイトや契約社員として、旅行ライターが活躍できる方法や注意点を紹介します(ライター:きたがわ)。

フリーランスとアルバイトの違いを明確に理解する!

フリーランスとアルバイトの違いを明確に理解する!

働く前にチェックして欲しいのが、アルバイトとフリーランスの違いを理解しておくこと。この二つは時間を調節できるなど、一見するとあまり差がないように思いますが、働く内容に大きな差があります。

まずフリーランスは主に外部のライターとして、ライティングがメインの仕事になります。ウェブや旅行系の雑誌でフリーランスとして働くという形です。仕事内容によりますが、例えば編集者と一緒に国内の温泉地に行き、取材を一緒に行い、記事を書く作業のみを行うというようなパターンが多いです。

仕事がもらえる頻度は安定しているわけではなく、会社に発注したい案件があれば仕事をもらうことができます。

そして次にアルバイトや契約社員として働く場合です。これは主に内部のライターとして、ライティングだけではなく編集業務や校正なども行うという仕事になります。

同様に仕事内容によりますが、ポイントはライティング以外の業務の経験を積める可能性があるということ!

アルバイトとして会社に属すことができれば、編集者のお手伝いとして一通りの編集業務、取材同行、クライアント対応、執筆、イベントのお手伝いなどなど、フリーランスでは経験できないことを学べます。

さらにベテランの編集者を見ながら毎日働くことができるので、目標にすべき指標も見つけやすいです。なので、トラベルライターとしてより経験を早く積みたいのであれば、アルバイトや契約社員として働くことをおすすめします。

しかし、気をつけなければいけない注意点も。契約社員やアルバイトとして会社で働く場合、副業ができる・できない場合があります。

最近は副業が認められているケースが多くなってはいますが、自分のブログで稼いだり、自分のやりたい他の仕事(海外に行きライターとして仕事をもらうなど)の幅が狭まる場合がありますので、そこは働く前に確認をしっかりしておく必要があります。

何が今一番自分にとって必要なことなのか、今一度考え直してもいいかもしれません。

✈️POINT📝

☑︎経験を積みたいならアルバイトや契約社員を目指そう
☑︎働く前に、副業できる・できないをチェック!

Webと紙媒体、両方ある会社で経験値をあげよう

Webと紙媒体、両方ある会社で経験値をあげよう

次にアルバイト・契約社員として働くことを目標にした場合、選ぶ会社の基準についてお伝えします。旅ライターとして働きたい場合、もちろん旅に関係する会社を選ぶと思います。

その中でも特におすすめなのがweb媒体と紙媒体(雑誌や本)、両方でしっかり成功している会社を選んでみてください。これはなぜかというと、経験を積む可能性を最大限に広げるためです。

特に出版社では、最近コンテンツをweb記事としても配信することが当たり前になってきています。しかし形だけのところもたくさんあり、ただ雑誌の記事をそのまま載せている(ウェブに力を入れていない)場合も。

なのでポイントは、紙媒体はもちろんwebコンテンツとしても成功している会社を選びましょう。成功している基準ですが、Google検索で上位に来ていたり、PV数を調べたりすればある程度、確認することができます。webに詳しい友人や業界の知り合いに聞いてみるのも◎。

また、アルバイトの内容は様々ですが、経験値として「出版社で働いたことがある」「出版社・雑誌で記事を書いていた」というのは大きなメリットとなります。webの記事は今、誰でも投稿でき、ベンチャーの企業もたくさんあります。

webでしか表現できない面白い記事などはありますが、やはり出版社で厳しい構成やクオリティを求められながら記事を書くと言うのは、また違ったスキルになります。なので、うまく出版社に潜り込むことができれば、ワンランク上のスキルを身につけることができるというわけです。

そしてまた、可能性はスキルだけでなく「海外取材」のチャンスにもなります。webや雑誌を海外展開している会社であれば、海外の編集部へ異動できる可能性があるのです。

私が出版社にいた頃、会社にハワイ編集部やカリフォルニアに拠点があり、毎年多くの希望者がいました(笑)。でも実際にカリフォルニアに取材に行ったり、沖縄の支店に移った編集者もいたので、可能性はゼロではありません。

なので海外に特に興味があるのであれば、海外にも展開している会社を選ぶことをお勧めします。

最後に、アルバイト・契約社員として働いている場合、フリーランスよりも正社員になる可能性が上がるというメリットがあります。会社は人を育てるということもしますが、忙しい出版社やウェブ会社は社内ルールに慣れている経験者=アルバイトや契約社員を優先することが多いです。

なのでまずはアルバイトとして好きな会社で働くことができれば、正社員の旅行ライターとして採用される確率はかなりアップします!

✈️POINT📝

☑︎webコンテンツとしてちゃんと「成功」している会社を選ぶ
☑︎出版社で働き、ワンランク上のスキルを手に入れよう
☑︎選ぶなら「海外展開」している編集部を!

まとめ

いかがでしたでしょうか?ポイントは働く形よりも、いかに上質な経験を積むことができるかです。皆さんも自分のトラベルライターとしての目標に合わせて、働き方を考え直してみてくださいネ。

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