オンラインで仕事ができる!在宅収入で海外移住

パソコン1台あれば、自宅に居ながらにしてオンラインで仕事と収入を得られる「在宅ワーク」ですが、近年はその利点を活かして海外に生活の拠点を移す人も増えてきました。

そこで、今回は在宅ワークの仕事及び収入で、本当に海外生活が実現できるのか。また、海外移住先でおすすめしたい在宅ワークと、より多く稼ぐポイントをご紹介します。

仕事はオンラインで在宅で稼ぐ時代に突入

仕事はオンラインで在宅で稼ぐ時代に突入

会社員の副業といえば、夜勤のコンビニや飲食店などが一昔前の定番でしたが、時給の場合はコスパが非常に低く、勤務地までの移動時間や仕事内容を鑑みると、「月に数万円は稼ぐことができるが、月20万円は無理」というのが本音のところ。夜勤は肉体労働系も多いため、多くシフトを入れれば、身体を壊してしまうことにもなりかねません。

しかし、現在は1人1台パソコンを所有しているIT時代です。パソコンをオンラインに繋げる環境があれば、インターネットを通して仕事を請け負い、自宅に居ながらにして仕事と収入を得ることができる「在宅ワーク」をすることができます。

また、在宅ワーカーの中には、副業の収入が本業を超えたため、本業の会社を退職し、副業を本業としてビジネス転換する脱サラ組も近年は増えてきました。

従来までは、在宅ワークや副業をしているというと、給料が少ないことが理由である場合が多かったのですが、昨今は生活費の補填ではなく、より生活の質を向上させるための手段であるということができます。

自宅で在宅ワーク。平均収入は

自宅で在宅ワーク。平均収入は

厚生労働省が公開した平成24年度の在宅ワークの平均収入は、手取り5万円以下が27.7%と最も多い割合を占め、次いで10~19万円が18.5%、6~9万円が18%という結果となりました。また、20~40万円の割合も実は20%を超えていて、決して少なくはありません。

企業から発注されやすい職種統計もある

一方で、どのような職種スキルを持っていれば、企業から仕事の依頼を請け負いやすくなるのでしょうか。こちらも厚生労働省の統計データを元にご説明すると、下記のような順位となることが分かります。

  1. Webサイト制作 43.6%
  2. Webデザイン・グラフィック 36.4%
  3. 設計・CAD 36.4%
  4. Webライター・翻訳 36.4%
  5. 調査・マーケティング 16.4%

Web制作の場合は、1つの案件単価が数十万円と高いので、上述した在宅ワークの平均収入を押し上げていることが推測されます。

また、その他上位を占めたWebデザインやWebライターもホームページの運営に欠かせない職種スキルとなり、今後も需要が減ることはないと考えられます。

オンラインの強み。在宅ワークのメリットとは

オンラインの強み。在宅ワークのメリットとは

では、これだけ在宅ワークが普及している中で、オンラインで仕事を請け負う本当の強みとはいったいどのようなものが挙げられるのでしょうか。

デジタルノマドが普及。ニューノーマルの時代

2000年よりパソコンは急速に普及をはじめ、2010年代には在宅ワークを本業に、職場を持たない「デジタルノマド」というワードが注目されました。

ニューノーマルの幕開けとなり、この時期を境に、カフェで仕事をする人や、パソコン1台を持って国内を点々とする人、そして海外移住を試みる人が急増しました。また、2020年の新型コロナを契機に、完全在宅リモートをする人も多くなり、フリーランスやデジタルノマドも再び市場価値が見直されるようになりました。

オンラインで一生食べていけるスキルを養える

一昔前までは、フリーランスやノマドといった職に関して懐疑的な人が多く、「将来大丈夫?」、「いつまでもそんな生活続かないよ」という意見が散見されました。

しかし、コロナを皮切りに、会社のスリム化と能力主義が加速し、今後は事業の多くがアウトソーシングされることが見込まれます。そのため、フリーランスとして活躍できるスキルを持っている人は、より重宝されることは明白です。一生仕事に困らないスキルを在宅ワークで得ることができる時代となりました。

会社の残業・パワハラ・リストラにおびえる必要がない

在宅ワークの大きなメリットは、「不要な残業」がないことです。サービス残業に延々と付き合うのは日本人くらいで、いくら残業をしても自分の能力や収入が上がることはありません。

また、精神的苦痛を受けるパワハラやセクハラはもちろん、会社の合理化の波によって、強制的に仕事を失う「リストラ」も在宅ワークではありません。精神的な安定は普段の生活に直接影響を与えますので、「仕事(会社)に怯える毎日から抜け出したい」と考えている人は、在宅ワークの道を模索してみてはいかがでしょうか。

在宅ワークの収入で海外移住を実現!

在宅ワークの収入で海外移住を実現!

在宅ワークの収入で海外移住を考える場合、どのくらいの収入を得ることができれば、現実的に海外での生活が可能なのでしょうか。

在宅ワークで海外移住。どのくらいの収入で生活が可能?

在宅ワークで海外移住を考える場合、物価安のアジア圏であれば、10~15万円で高い生活の質を確保しつつ、海外で生活をすることができます。

在宅ワークと聞くと本業の片手間にやる副業のイメージが根強いですが、実際に海外移住を果たすならば、1日8時間在宅ワークに徹することができます。そのため、冒頭で紹介した平均収入の統計の上位割合に自分が入ることは普通にできるはずです。

10~15万円の収入をコンスタンスに得ることができれば、アジア各国の都市部中心のアパートメント(マンション)を借りて、普通以上の生活をおくることができると考えられます。

在宅ワークでは複数の職種スキルを身につける

日本在住時はWebライターとして活動してきたものの、海外移住をきっかけに本格的に在宅ワークで生活収入を賄うことを考えると、複数の職種のスキルを身につけることは必須ともいうことができます。

ただし、別の職種スキルを身につける場合は、まったく異なる業種ではなく、自分の得意とする職種、あるいは現在取得しているスキルと親和性・関連性が高いものを選ぶといいでしょう。

例えばこれまでデータ入力を在宅ワークで仕事をしてきたのであれば、文章入力が早いことから、Webライターの仕事を請け負うのはいかがでしょうか。また、Webライターは記事と併せて写真も入稿しなければなりませんので、写真を加工するためにPhotoshopを学ぶことができれば、デザイナーの道も開けます。

トラベルライター&Webライターとして海外で活躍する

トラベルライター&Webライターとして海外で活躍する

海外移住後におすすめの在宅ワークとして、「トラベルライター&Webライター」が挙げられます。海外現地情報を発信するトラベルライターは、記事単価が高いため、旅行記事1本に絞っても生活をすることができます。また、旅行記事という性質上、海外観光地を周遊することが仕事の一環でもあるため、旅行好きの人にもピッタリの職種となります。

また、同じくWebライターとしてSEOの知識を身につければ、企業のホームページ管理やSEO対策も任されることでしょう。企業からの依頼を請け負うことができれば、安定した収入の土台を築くことができるので、より高い生活水準をおくることができます。

オンラインの在宅ワーク。海外移住でも安定した収入を築ける

オンラインの在宅ワーク。海外移住でも安定した収入を築ける

オンラインの在宅ワークであれば、海外移住も現実的に実現が可能となります。ホームページ制作やデザインの技術がない、という人は、トラベルライターやWebライターとして活躍することができますし、日本語によるライティング技術は、海外現地でも何かと重宝されます。

日本の社会に慣れてしまうと、毎月の収入をいかに安定させるかを重要視してしまいがちですが、海外移住後は生活費がぐっと下がりますので、あまり不安に思う必要はなく、まずは半年ほど気軽に海外生活を試してみてはいかがでしょうか。

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