海外で仕事をしたい人必見!いまからはじめる7つのこと
海外で仕事をしたい人必見!いまからはじめる7つのこと

海外で仕事をしたいと考える人は多いですね。とはいえ、海外で仕事をするためにどんな準備をすればいいのか見当がつかない、という人もいるでしょう。そこで、今回は「これだけ準備すれば明日からでも海外で仕事ができる」7つのポイントをご紹介します。

海外で仕事をしたい① 現地の人材紹介会社に登録!

海外で仕事をしたい① 現地の人材紹介会社に登録!

「私はフリーランスで仕事をするって決めている!」という人も、今現在既に十分な収入を得られているのであれば問題ないのですが、そうでない場合は、「もしも」に備えて現地採用の人材紹介会社に登録はするべきと言えます。

海外では失業保険もなければ各種保険もありません。自分の身を守ってくれるのは自分自身であり、そして“お金”があらゆるものにかかってきます。

場合によっては、フリーランスを副業にして現地採用として働かなければならない状況に陥るかもしれません。まずは、移住先の都市でどのような仕事や職種の募集が多く、給料の相場、応募条件、福利厚生などを調査してみるのがいいでしょう。

海外で仕事をしたい② 貯金額(持っていく金額)を決める

海外で仕事をしたい② 貯金額(持っていく金額)を決める

海外に移住をしてすぐに仕事に就く人は実はそう多くはありません。最初の1~3か月は生活に慣れるための時間として、周辺環境を知り、現地語を学び、観光地を旅行する、といった期間となります。また、地元で知り合う日本人から、さまざまな生活情報を吸収することも大切です。

そのため、3か月から6か月ほどは、仕事をしないでも生活できる貯金を日本にいるうちからしておくことが必要です。貯金額は移住先の物価によって異なりますが、アジア圏であれば3か月30~50万円程度でいいのではないでしょうか。

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海外で仕事をしたい③ 収入源となるスキルと媒体の確認と作成

海外で仕事をしたい③ 収入源となるスキルと媒体の確認と作成

会社のバックグラウンドなしで身一つで海外移住を決意する場合、必ず障害となって立ちはだかるのが「仕事」です。現地採用で働くこともできますが、現地の日系企業で働くと、日本にいるときと変わらない業務量(残業が多く、給与が少ない)を課せられます。そのため、日本にいる時点から、海外移住後はフリーランスで仕事をすることを決める人も少なくありません。

海外でフリーランスとして活動する場合は、移住するまでに収入源となる窓口を作っておく必要があります。フリーライターに転身するなら、自分のポートフォリオを作ったり、クラウドソーシングに登録する作業が必要となります。

また、問合せ窓口となる自身のホームページやブログページも、日本にいるうちから作成しておくといいでしょう。海外移住後は手持ちの資金が尽きるまでに、毎月に生活費は最低でも稼げるようになっていなければなりません。そのための準備は必ず日本を発つまでに終えておいてください。

海外で仕事をしたい④ 日本で買うべき仕事部品を揃える

海外で仕事をしたい④ 日本で買うべき仕事部品を揃える

海外移住をすると、そう簡単には日本に一時帰国はできません。昨今はアジアの新興国も発展が著しく、また多くの日系企業が進出しているため、日本で日ごろ使っている日用品のほとんどは現地で調達できるようになっています。

しかし、「電子機器」は日本でしか売っていないタイプもありますし、値段も日本と比べて数割高いです。特にカメラやパソコン周辺機器は値段に差がでますので、必要なものは日本で用意するのがいいでしょう。

海外で仕事をしたい⑤ 書類とビザの準備をする

海外で仕事をしたい⑤ 書類とビザの準備をする

海外現地で仕事をしたい場合、大学の卒業証明書が必要となります。これは母校でしか取得することができないので、必ず手に入れておきましょう。

また、それ以外にも戸籍謄本や無犯罪証明書なども海外就労で必要ですが、これらは海外現地の大使館・領事館で取得ができます。ちなみに、フリーランスの場合は上記書類は必要ありません。

また、海外に長期滞在するためにはビザが必要となります。一般的には観光ビザもしくはノービザ(ビザ免除)で入国して、その後は観光ビザを更新することになります。現地採用として会社で働く場合は就労ビザが必要となりますが、これは会社側で手配してくれます。

住民票は抜くべき?

厳密にいうと、1年以上の海外移住を検討している人は、住民票を抜く=海外転出届を出すことになります。しかし、海外転出届を出すと、市民税や所得税の支払いは免除される代わりに、国民健康保険の加入ができなくなります。ちなみに国民年金は任意加入ができます。

そのため、海外移住者後、1年か2年は住民票を抜かない人が多いようです。自分がその国に住み続けることができると決意ができたタイミングで住民票を抜くのがいいかもしれませんね。

海外で仕事をしたい⑥ クレジットカードを作成。株やFXは解約を

海外で仕事をしたい⑥ クレジットカードを作成。株やFXは解約を

会社員でなくなってしまうと、途端にクレジットカードの新規作成が難しくなってしまいます。そのため、会社を退職する前に複数枚のクレジットカードを作成しておくことを推奨します。

海外ではJCBが利用できるお店は多くありませんので、VISAとマスターカードを1~2枚ずつ作るのがいいでしょう。「1枚じゃダメなの?」と思うかもしれませんが、お店のカード決済端末の相性によって、なぜかカードが使えないことがよくありますので、予備が必ず必要です。

また、海外で仕事をしたい方の中には、「日本で株やFXをやっているから、その収益で生活する」という人もいますね。

しかし、株もFXも日本居住者を対象としていますので、海外移住者は日本国内の取引所を利用することはできなくなります。証券会社の方で当該アカウントが海外移住者だと認識された場合は、一定期間後に強制決済されて、その後アカウントは自動解約となります。

海外移住する前に海外取引所の口座を開設しよう

それでも株やFXを続けたい方は、海外取引所のアカウントを開設すれば、引き続き当取引所を介して取引することができます。昨今は仮想通貨の人気が高まっていますが、海外取引所には日本では取り扱っていない通貨が数百数千とあります。海外居住の強みを活かして、リスクヘッジをとりながら新たな資産作りを模索するのもいいかもしれませんね。

海外で仕事をしたい⑦ フリーランス志望の場合は業務体制を構築する

海外で仕事をしたい⑦ フリーランス志望の場合は業務体制を構築する

フリーランスとして海外で仕事をしたい人は、上述したホームページの作成だけではなく、各種契約書や料金表、見積書、請求書、領収書のテンプレートの作成が必要です。特に契約書は自分に不利益が被らないように念入りに確認してください。

フリーランスは労働法が適用されませんので、契約書がすべてとなります。場合によっては依頼主から多額の損害賠償を請求されることもあるかもしれません。

顧客管理表を作っておくと便利

顧客が増えると、取引先ごとに締め支払いが異なるので、それだけ出入金の管理も大変になります。また、取引先によって、毎月の請求書や領収書の有無も異なりますので、エクセルやファイルメーカーを使って顧客情報を管理するのがおすすめです。

意外とやることは少ない!あとは少しの勇気で海外で仕事ができる!

意外とやることは少ない!あとは少しの勇気で海外で仕事ができる!

海外に移住及び仕事をしたい場合、日本で行う準備はここで紹介した7項目くらいしかありません。海外で仕事をしたいけれど、なかなか勇気が持てないという人は、その少しの勇気さえあれば、簡単に海外移住することができることが分かります。

年々海外移住の敷居も低くなっていますので、「人生の分岐点……」とあまり深く考えず、とにかく自分の理想の人生設計を追ってみるのも、1度くらいはいいのではないでしょうか。

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