フリーライターが「新規問い合わせを増やす」方法とは?具体的に紹介

フリーライターが「新規問い合わせを増やす」方法とは?具体的に紹介

フリーライターが「新規問い合わせを増やす」方法とは?具体的に紹介

フリーライターは常に新規開拓をして、報酬の高い企業と取引するのが収入アップのポイントです。しかし大きな悩みの1つが「新規問い合わせがない」というもの。ベテランライターでも新規案件の受注が困難で悩んでいる人は少なくありません。

そこで、ここではフリーランスで活動するライターが問い合わせを増やす方法を具体的に紹介します。現在フリーライターを目指している人も是非ご覧ください。

フリーライターが新規顧客開拓に苦しむ理由

フリーライターが新規顧客開拓に苦しむ理由

フリーライターにとって新規顧客開拓は自分の収入を上げるために必須の課題となります。なぜなら、フリーランスは業務委託契約となるため、既存顧客と長く取引を続けても、大抵の場合文字単価や報酬が昇給のように上がることはないからです。

しかし、プロとして活躍するフリーライターであっても、新規顧客の開拓がうまくいっていない人は少なくありませんし、新規の問い合わせが増えないと頭を抱えている人もいます。

では、フリーライターが新規の問い合わせが思ったように増えない理由はどういった点にあるのでしょうか?

新規顧客の獲得に向けた施策をする時間が取れない

フリーライターとして一定期間活動すると、毎月決まった取引先と決まった記事数の依頼があります。多くのライターは月の稼働日一杯に案件を入れているため、1日の業務が終わったあとに、新規顧客獲得のための施策をする時間がほとんど取れない場合がほとんどです。

新規顧客の問い合わせがあっても受注できない

また、既存の取引先で1日の作業がいっぱいになっているフリーライターは、仮に新規の記事依頼があっても受注できないと考えている人が多くいます。そのため、毎月安定して記事依頼を受注しているライターは、新規の問い合わせ獲得に向けた取り組みを長らくしていないケースも目立ちます。

ブログやSNSの更新をしていない。SEO対策を実施していない

フリーライターが新規の問い合わせを受ける場合、大抵は自身が運営しているブログやSNS経由となります。しかし、SNSを月数回程度更新しているだけで、フォロワーやエンゲージメントに無関心であるうちは、企業の目にはとまりません。

また、ブログの運営にはSEO対策も必要です。日々更新する記事の内容には気を遣わなければなりませんし、テーマ・タイトル・競合サイトの分析も欠かしてはいけません。個人の趣味ではなく、大手企業が見ても恥ずかしくないUI/UX設計を心がけましょう。

フリーライターは必ず問い合わせを増やす施策を実践しなければならない理由

フリーライターは上述したように、取引先とよほどの関係構築ができていない限り、記事の報酬が上がることはありません。フリーランスは会社というバックグラウンドがないため、昇給や昇格、賞与ももちろんありません。

そのため、将来のために収入向上を考えるのであれば、新規問い合わせを増やすのが最も合理的な方法と言えます。

では、具体的にどのような方法を用いて新規の問い合わせを増やすことができるのでしょうか。以下では問い合わせを増やす具体的な方法をステップごとに解説します。

ステップ1.自身が運用しているSNSの運用方法を見直す

ステップ1.自身が運用しているSNSの運用方法を見直す

フリーライターの中には日ごろの仕事状況や案件で撮影した画像などをSNSにアップし、顧客獲得を目指す人もいます。もちろんSNSは重要な施策となりますが、Webマーケティングの領域となるため、普段何気なく更新している画像やテキストを今一度見直してみることをおすすめします。

リードの獲得はインスタ・Facebookともに広告出稿が手っ取り早いですが、予算がない・無料で運用したいという人は、なるべく訴求力の高い画像を選ぶ必要があります。また、テキストも重要です。たんなるつぶやきは訴求力がありませんので、ユーザーが投稿を読んでどう感じてほしいのかを考えた上で更新するといいでしょう。

また、最近はYouTubeをはじめとする動画の埋め込みも盛んです。自身が関係する企業に読んでもらいたいのであれば、同業界に関する動画を上げてみるのも有効です。テキスト・画像・動画をバランスよく投稿してください。

ステップ2.運用しているブログのUIを見直す

ステップ2.運用しているブログのUIを見直す

SNSの運用方法を見直したあとは、自身のブログサイトも見直してみましょう。フリーライターとブログは親和性が非常に高く、自分で記事を書けるのでランニングコストもかかりません。

しかし、フリーライターのブログを見てみると、多くのサイトが「ユーザー(読者)の目線を意識していないレイアウト」、「見た目のデザインがなく個人ブログ特有のチープな印象を受ける」、「SEOの理解が浅い」といった欠点が見受けられます。

日々更新するSEO記事の費用はかかりませんので、その分最初のデザインに関してはある程度の初期投資を考えてもいいかもしれません。

ポートフォリオのページ&分かりやすい問い合わせの導線を作成

ポートフォリオのページ&分かりやすい問い合わせの導線を作成

ブログには必ず実績を掲載するポートフォリオのページを作成してください。自分が執筆した記事のURLと、検索順位1ページ目(1~10位)にヒットする記事URLを記載することにより、企業担当者が見たときに「このライターはSEO対策を理解している」と判断してくれるでしょう。

また、問い合わせページに関しても、ユーザーがすぐにどこにあるか分かる場所に配置することも大切ですし、SEO記事を書いたあとに、「記事の依頼はこちら」と誘導するテキストリンクを貼ることも必要です。

ステップ3.SEOに成功しているサイトに自分を紹介してもらう

ステップ3.SEOに成功しているサイトに自分を紹介してもらう

Google検索窓で「新規問い合わせが欲しい業界・業種+ライター募集orSEOコンテンツ」といったキーワードで検索して表示される1~10位の中に、自分のブログや記事を売り込めそうなサイトがあれば、問い合わせてみるといいでしょう。

自分のブログが成長するまでには時間がかかりますし、すでにSEOに成功しているサイトに自分のブログを紹介してもらった方が効率的です。ただし、バナー掲載ではほとんど効果が見込めないため、1ページ使って自分のプロフィールを紹介するよう交渉してみるのがおすすめです。

クラウドソーシングサービスに登録する際の注意点

クラウドソーシングサービスに登録する際の注意点

フリーライターの多くは取引先の数と収入が安定するまで、クラウドソーシングサービスを利用することになるでしょう。ここで注意してほしいのは2つ。

1つ目は「クラウドソーシングサービスを辞める条件を明確にしておく」こと。2つ目は「報酬単価は妥協せず高値を提示する」ことです。

クラウドソーシングサービスに依存するのはおすすめしない

ココナラやクラウドワークス、ランサーズといったマッチングサイトを「クラウドソーシングサービス」と呼び、アウトソーシングを考える小規模事業者から中小企業の間で高い知名度を誇るため、手っ取り早く案件を獲得したければ登録するのがおすすめです。

しかし、クラウドソーシングサービスは利用規約やサービス内容が変更したり、運営元に支払う手数料が定期的に値上がりします。

手数料の平均は15~25%と決して安くはありませんので、ライターを本業として活動するのであれば、自立できる目標設定をしたのち、できるだけ早くクラウドソーシングサービスから卒業するべきと言えるでしょう。

記事の報酬単価は通常よりも高く設定する

上述したように、運営元に支払う手数料分報酬が目減りしてしまうので、クライアントに提示する記事報酬は多少高く設定するべきです。質が高く信頼できるライターを探している企業であれば、こちらの条件に最大限配慮してくれるでしょうし、とにかく安く記事を依頼したい企業を排除できます。後者の企業は往々にして大量生成の記事を求めるため、本業ライターのメインターゲットとはなりにくいです。

まとめ:問い合わせを増やすコツは「露出を高める」こと

まとめ:問い合わせを増やすコツは「露出を高める」こと

今回は問い合わせを増やすためのポイントを紹介しました。新規の問い合わせを増やすためには、自分のブログやSNSの露出を高める必要があります。Google検索で上位にヒットする他サイトに自分のプロフィールがあるだけでも価値はあり、真剣に質の高いライターを探している企業であれば、氏名など少ない情報から自分のブログサイトを見つけ出してくれることもよくあります。

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